作 家 の メ ッ セ ー ジ /個展・グループ展の紹介
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2020年

[#02] 「個の屹立展」7月6日〜11日/赤津侃
21世紀の個の屹立する美術家は、才能と努力、健康、体力という三つの翼をもち、日々高みを目指す。 さらに年をとらない二つの「ソウゾウリョク」即ち創造力と想像力を発揮して。新型コロナにも負けず。

[#01] 府川清・詩集「流域の自由民権運動

2018年
[#] マスだ!展のお知らせ(2019年1月6日(日)〜14日(日)/銀座 K's Gallery-an)
2018年は、いよいよあと1週間となりました。既に冬季休廊に入っている画廊さんも多いですが、 銀座K's Galleryは、26日まで開廊です。今年も1年間、ありがとうございました。
12/27(木)〜1/5(土)までは冬季休廊となります。
今日のお知らせは、新年の展覧会です。銀座K's Gallery、銀座K's Gallery-an 同時開催。
 ★マスだ!展のページ: http://ks-g.main.jp/exhibition/20190106/index.shtml
今年は、まだ壁に余裕がありそうです。5日(土)12:00より搬入です。飛び入り参加も大歓迎ですよ。 お待ちしています。
初日17:00〜樽酒を開けますので、どうぞおいでください。おつまみの差し入れ大歓迎です。
 ★1月11日(金)菅野美奈ピアノライヴがあります。15:00〜、17:00〜、19:00〜。各30分間。
 *入場無料、出入り自由、お気にいりましたら、投げ銭をお願いします。CDの販売もあります。

2017年
[#] 大谷早苗さんを偲ぶ会(5月7日(月)〜12日(日)/銀座 K's Gallery-an)
大谷早苗さんは、2017年9月23日ご逝去されました。
豪放で繊細、姉御肌で優しくて、美術が好きで、お酒が好きで、いつもどこかが痛いのに、笑顔 で突っ走しっていた早苗さんに、随分と元気をいただきましたね。
2012年、14年と、お誕生日を含むこの時期に個展をしていただき、16年もお約束していたので すが、入院のため延期になってしまいました。退院されて頑張っていらっしゃたのですが……、
K's Gallery3回目の個展は、このような形になってしまいました。とても残念です。。。
皆様と一緒に、笑顔の早苗さんを偲びたいと思います。
初日、16:00 献杯を行います。どうぞ、おいでください。

[#] 藤井建男(11月13日(月)〜19日(日)/GALLERY SIMIZU)
 ▲眠らない大都会 (F100号、和紙にグワッシュ)
風景が変わってきた。描かれる風景も描かれた絵の 方も、両方である。以前は、遠近法で見る風景が好 きだった。遠くまで伸びる線路に様々な物語を重ね 合わせ、空に向かって競い合うようにそびえる高層 ビルに都市のダイナミズムを感じたのだが、人懐か しい線路はビルに挟まれ列車が列をつくった操車場 も今は無い。ゴシック建築の聖堂のように立ってい たビルは朝まで眠らず光り輝いている。慌ただしく移 り変わる都市の中にのみこまれながら、見慣れた 風景もガラガラと変わっていく。商店街も居酒屋も飛 び交う言葉のイントネーションも様々。風景の変わ る様は、世の中の変わり様。変わる世の中と変わる 景色と空気、それを重ね合わせて見た…。
!写真掲載は有料(長辺=280↑まで 2,000円)です。(web係)

[#] 藤田観龍(10月10日〜、アートガーデンかわさき)
『写真リアリズムの軌跡』写真展パート・2。会場は川崎駅前東口から3分。この夏のノーウォー 横浜展の会場の第一展示室です。「沖縄の辺野古新基地埋め立て許さない」座り込み。「ヘイトス ピーチ許さない川崎」のデモ、熊本地震、北部九州豪雨災害。「あの人・この人」−顔。野外彫刻 アート−岡本太郎の作品など、多彩ですよろしく。

[#] 三代沢史子(7月19日〜、平塚市中央公民館)
平塚の「平和を語りつぐ」展が15回目となりました。今回私の作品も展示となりました。沖縄へ 寄せる平和への願い、福島の原発事故の恐怖、クロアチアから発信したかった平和への願い、 シリアの難民の苦悩の足取り、そして日本の政治へのやり方への怒りと、特に社会性に目覚め ていたわけでもない私が、描かなければならなかった作品群20点ほどです。期間が短いので お出でにくいと思いますがよろしくお願い致します。
同時に2名の写真家、小島恵「フクシマ沈黙の風景」、島崎ろでぃー「沖縄」の作品多数も展示され、 ジャーナリスト石橋学さん講演とトークがあります。ご興味お持ちの方はお問合せ(「展覧会 案内」にTEL表示)ください。

[#] 加藤義郎 (6月5日〜、リーブGallery)
腎透析1年、少し体力が回復して来ましたが東京銀座まで通うのは未だ難儀ですので、横浜で 個展を開くことにしました。数年前に金槌仕事を一旦休み、木材を削って作品を作っています が、その形は自由に独創的に想像したものではなく、すでに世の中に知られた形を応用したも の、テーマは「 直線による曲面」。具体的に言えば「ねじ」のバラエティです。制作工程では、 直線に直線にと削ってゆくと曲面になって行きます。

[#] わかなみえ (5月15日〜、ギャラリー檜B)
近年、電気及び電子機器が発達し、人の代わりに作業をするのは日常的なことである。人工知 能が人とチェスや将棋などを対局して勝つこともある。それらは今や、人間を追い越しかねない 時代になってきた。しかし、人間にしか出来ないことがあるとしたら、どのような事や行為だろう か? そう考えながら私は、フリーハンドの線をひき絵を描いている。

2016年

[#] つくることは生きること。震災《明日の神話》展/岡本太郎美術館(10/17)
震災直後から被災各地へ赴き、創作活動を通じて被災者支援を行ってきたアーツフォーホープ の活動と、そこで生み出された作品や人々の姿を紹介するとともに、被災後もそれぞれの視点 から作品をつくり続けるアーティストたちの作品を展示します。さらに、原爆をモチーフに誇らか に立ち続ける人間の姿を描いた岡本太郎の《明日の神話》を展示し、岡本が作品に込めたメッ セージを東北に向けたまなざしとともに紹介します。

[#] 新かどやギャラリー開設のご案内/鵜澤明民(10/15)
世界は、政治的、経済的、環境的に平和・平等・友愛に満ちた安定した状況では無いと思ってい ます。そのような中で芸術は国境・宗教・民族・言語を越えて、全世界の人達が互いに分かち合 い連帯できる力強い媒体であると考えます。また、芸術とは未知なるものの創造、新しい認識 を獲得する術であり、社会を根底から変革する力があると信じています。したがって(日・中の友 好と親善はもちろんの事)芸術を通して私達の社会が少しでも良い方向に、向かって欲しいと心 から願っています。
今回は中国美術家の作品(数点)、今までに描いてきた現代美術(約30点)と、2000年に描いた伊 豆のスケッチも合わせて展示します。皆様の御高覧を心よりお待ちいたしております。

[#] 映像へようこそ!/解説・小林はくどう(10/11)
最近女性映像作家が台頭しています。しかもその多くは個人映画やアニメーションの世界で新 風を巻き起こしています。今回取り上げたのは無名だが、ドキュメンタリー・ドラマ・アニメの新し い地平を問うものばかり。彼女たちの感性で、身辺の中にある不条理世界を見事に描きます。
入場無料。申込みなしでも可。蒲田映画祭参加。

[#] 緑のことば/五島三子男(9/5)
 19歳、逗子市体育館での初めての個展から47年間が過ぎ、一面の田園風景もその間に大きく 様変わりした。平面・立体・写真・インスタレーション、このような展開になるとは想像もできな かった。人間は、地代や環境に大きく影響を受けている。つくづく作品は経緯だと思う。
 私は何処にいるのだろうか。拙い作品には変わりないが、今は作っているものに意を注いでいる。 この時点の拙き作品たち。是非ご高覧頂き、ご批評くだされば幸いです。

[#] 狩野炎立 回顧展/狩野珠生(8/25)
昨年夏、77年の作家人生を終え、雲のかなたへと旅立ってしまった狩野炎立の遺した数々の作品を、 ご覧いただきたく回顧展を企画いたしました。若かりし頃の作品も展示いたします。
ぜひご高覧賜りたくお願い申し上げます。

[#] FAVORITE 2016/Steps Gallery
セルビア人作家3名、日本人作家3名の、新作旧作とり混ぜたセッションになります。

[#] FIFTH ELEMENT /ATELIER-K ART SPACE 中村きょう子
私達がこの惑星で生きていく上で、必要不可欠な5つの要素「風、水、土、太陽、月」これを軸に 15名の美術作家による独自の視線で表現し、5つの要素とは何か?を アートを通して考える 展覧会である。

[#]  エロスの饗宴ギャラリー檜web.
「エロス」というと、通常は静観されることが少なく、ただ耽溺されるに留まりがちです。
そこで、この展覧会では、そんな「エロス」をあえて客観的に(ただ耽溺するに留まらずに)静観 した作品を、12人の作家さんに制作・展示していただきます。「エロス」をめぐるアートについて、 冷静に考え直す展覧会です。
なお、フライヤーの裏面に、この展覧会に寄せるテキストが掲載されています。

[#]  伊豆大島に移り8年 /坂口啓子
ガラス(パート・ド・ヴェール/鋳型技法)でサザエの形をかり、制作しています。ガラスで出来た サザエと制作過程で石膏型の湯口に残ったガラスの残留物を展示します。東京都内での個展 は15年ぶりです。

[#]  用意されている絵画 /高島芳幸
画布の前に立つ
見ることによって世界は イリュージョンから絵画になり 物から彫刻になってゆく
見ることから始める 一本の線を引くこと 四角の一片を描くこと
その距離と差異が 絵画なのだ 

[#]  描画した布を用いてのインスタレーション /野見山由美子
この世のすべては、ひとときもとどまることなく変化し、揺らぎ、流れ続けている。
人も宇宙と一体となり、常に変化を続けている。
 展示空間の天井は、高さ5.5m。天から注ぐように、吹き渡るように---めぐらされたマテリアル の間を鑑賞者が移動すれば、人のすり抜けるわずかな風か薄布を揺らし、視点は移り、空間は 様々に表情を変えます。視る者をも包み込んだ展示空間そのものを作品として、そこに宇宙の 「ゆらぎ」や「気配」を体感していただければと願っています。

[#]  三廻部の森にぎゃらりーをひらきます みくるべ/松浦延年
6月以降は 松浦延年と杉木奈美 の絵画作品を常時展示しています。
休廊の日もありますので、お越しになる前に御連絡ください。.0463-87-4777
遠方からお越しの方は、駅までお迎えにまいります。HP 090-7889-3471
 *道案内 小田急渋沢駅北口より神奈中バス 秦12or51「畑野駅行き」、 渋02「大倉行き」、秦53「高砂車庫前行き」で「堀川」下車、徒歩約45分。/<お車> 東名高速道 「秦野中井IC」より30分、「大井松田IC」より20分。

[#]  沈黙の庭 /大坪美穂
 あと戻りのできない時間
 みえない霧、黒い雨
 わたしたちにはどのような
 未来が開けるのだろう

[#]  Copy machine Art /ギャルリー史門 店主敬白
文明の利器・コピー機を活用した造形および表現に20人の現代作家が挑みます!ぜひご高覧 頂ければ幸いです。

[#]  1945--邦客と記憶--2015 /出店久夫
1945年の秋に生を受けてより自我の芽生えるころの記憶は霞み行くが、折々に感じた事は記憶 の淵に引っ掛かっている。
私の一生を絵画すると生きてきたのだが、人間世界は古代より争いが続いて止みません。存在 の不快を解決したく時代に逆らう私 !!
100年〜200年後に希望を託して

[#] 生命のメッセージ展/鈴木共子
「いのちのミュージアム」の根幹をなす活動の「生命のメッセージ展」は2001年にスタートしまし た。「生命のメッセージ展」は理不尽に命を奪われた犠牲者の等身大人型パネルと遺品の靴を 展示し、悲惨な事件事故の現実とかけがえのない命のことを伝えている啓発活動です。
命の教育、人権教育、矯正教育等、様々な分野で生かされています。また当事者が行う被害 者支援の側面もあります。このシンポジウムを機に、様々な分野における「生命のメッセージ 展」の役割を、14年間の足跡を踏まえながら検証し、今後の展開を探ります。
 今回は「いのちのミュージアム」開館5周年記念として、下記の特別企画が有ります。
◎映画「0からの風」上映/14日(月)18:15 〜20:30時。
◎シンポジウム「生命のメッセージ展」のこれまでとこれから/15日(火)13:00〜16:30
会場:小野梓記念館(27号館)/■詳細

[#] COLLABORATION/右近多恵子
YYさんとは、昨年のスウェーデンでの展覧会で初めて出会った。近くに展示されていたこともあ り、私の作品からの光がYYさんの作品の金箔に反射し、不思議な空間を生みだしていた。お互 いの仕事について話合う折があり、行燈の光のなかで作品を展示することが理想とのこと。そ の作品は奥へ浸透していく光を感じ、観る者を内照的世界へ誘う力がある。表現方法は違うも のの、私の制作意図に共通するところがあるように思う。互いの作品からの光の相乗効果を期 待し、一つの実験としてこのコラボレーションを企画しました。
 皆様にも是非体験していただきたくご案内申し上げます。

2015年

[#] 木村一生 最後っぺ /平山幹子(始弘画廊)
 去る 9月10日、駿河湾を見渡す病室で「11月28日の83歳の誕生日に『最後っぺ』をやりたいん だよ。会場に居られないけど、皆さんごめんね」と言われ、来春桜の季節には毎年恒例の個展が 決まっているのに……。何故?と不思議に思いました。
 今にして思えばご自身の余命を覚悟してのお言葉だったのでしょう。5日後の早朝悲しいお知 らせが届きました。別れ際に「来てくれてありがとう。会えて良かった。嬉しかった。これで胸の つかえがおりたよ、後はよろしくね」と笑顔で教え子の工藤政秀氏、私の息子共共に温かな手 で何度も力強く握手をして病室を後にしました。まさかこれが今生のお別れになるとは夢にも 思ってもみませんでした。今は本当に悲しくてなりません。
 最後まで手を入れ、思いの限り描かれていた作品に会いにお出まし頂きたく、ご案内申しあげ ます。          合掌

[#] 佐々木惠理 ガラス作品展/炎によって軟化するガラス 火と息と重力によって自然に 生み出される形を遊んで 小さい壺やグラス、アクセサリーを作りました

[#] 炎展(ほむらてん)/web係・記
この夏に急逝された狩野炎立さん主宰のグループ展です。鋳金作家として著名な炎立氏は 「ノー・ウォー横浜展」初期からの出品者で、炎展のメンバー数名も一緒に出品していました。 炎展はこれまで、東京銀座のギャラリーG2で幾度か開催されたほか、欧州での展覧会にも参加 してきましたが、今年2月に岩崎ミュージアムでの狩野炎立展が縁で、横浜での今回の炎展の 開催となりました。炎立の遺作を含む総勢28名の作品をご覧ください。

[#] るり RURI コンサート/11月8日(日)2pm〜、一日だけの公演です。 ボーカル=高野るり。ピアノ=菊池リカで、シャンソン「愛の賛歌」他、オリジナル曲を披露します。 第二部はグループ=ハナミズキによるボーカル、万城目純、相良ゆみ、山田裕子の踊りと、 日本の歌(るり)もあります。入場料2,000円。よろしくお願いします(問い= 044-857-6779 るり)。

[#] COSMIC二人展/三井よし江…。画廊 楽。
絵は、大きな宇宙の小さな窓。今回はイメージパフォーマンスを行います。すてきな宇宙を一緒 にtripしましょう。8日(木)13:00時と10日(土)15:00時より。

[#] 2人展/春原武彦・野口ひさし。A's ギャラリーアーチストスペース。
戦後70年を生きぬいてきた頑張り屋の後期高齢者二人の近作展。

[#] ギャラリー檜
ギャラリー檜が毎年開催している小品展で、ギャラリー檜B・Cとギャラリー檜e・Fの同時開催で す。 出品作品の価格は、数千円から2万円。どうぞお気軽に、ご来場ください。

[#] 上條陽子 tabura rasa -白紙-。横須賀美術館。7月11日より個展/
上條陽子()1937〜)は、17歳で画家を志し、当時横須賀にあった清泉女学院を2年で中退して以 降、独学で制作を続けています。1978年、女性としてはじめて安井賞を受賞した当時は、人間 の苦悩や不安を表出した表現主義の色濃い作品を生み出していましたが、1968年に…(中略)
1999年以降は、パレスチナとの運命的な出会いにより、豊かな色彩は重厚感と静謐さを兼ね備 えたモノトーン〜と変化していきます。
本特集では、ダンスや身体をテーマとした1980年代後半の作品や2000年以降に制作された重厚 なモノトーン作品に加え、会場全体を使った、白を基調とする新作のインスタレーションも展示 します。第一線で活躍する女性画家の、多彩な歩みをご覧ください。(広告紙より)

[#] 山本裕子/6月22日より、トキ・アートスペースで個展/
赤という色は不思議な色である。
強く、重く、深く、華やかで暗い。
こちらを無視して勝手にイメージを作り、
勝手に象徴性を帯び、
勝手に存在を主張する。
血の色であり、火の色であり、
太陽を象徴する色だからだろうか?

[#] ギャラリー檜(高木)/6月15日より、ー写真による―/
写真、あるいは写真を使った作品を制作している作家たち8名が発表します。
写真とアートの関係や表現の可能性を、広く考える展覧会です。

[#] 梅原美喜子/6月18日より個展/
シナベニア アクリル 他。これらの素材を使って、自然など、私自身が生活していて好きな事 を、心の赴くままに作品にしております。

[#] イマイ恵子/6月18日より個展/
私は日常の何気ないひと時やあるいは旅をしている時、車の運転をしている時等にずっと先、 未来の眼で自分を見つめているような気がする時があります。又ずっと昔の時代の人に戻り、 今の自分を見つめていたりする気分になる時があります。もしかしたらこの現実も夢かもしれな い。あいまいな時間の存在の中で…。そんな事を夢想しています。

[#] 林 紀一郎/5月11日より「サロン・ド・メ“暁”展」企画者/
 第2次大戦時の1943年5月、パリで対独抵抗運動(レジスタンス)の一環として、スーラ―ジュ、 シュネ―デル、、アルトゥングらによって結成され、1945年5月第1回展を開いた、あの<サロン・ ド・メ>に因んでの命名ですが、その動機、目的、造形性などが異質であることはいうまでもあり ません。2015年の<サロン・ド・メ>では、“いま絵画とは何か”を自問自答し、ひたむきに描き つづける作家たちのひとつの答えを見ることができるでしょう。是非、ご高覧ください。

[#] わかな みえ/5月11日より個展/
 紙に1本の線を引くと面が現れ、2本3本と描くと空間が感じられます。
 たくさんの線を描き、リズムとハーモニーが生まれました。
 皆様に楽しんで頂ければ幸いです。

[#] 近藤あき子/4月27日より個展/
 「たとえ天が何回落ちようとも」
 “No matter how many skies have fallen”

[#] 鈴木雅博/4月24日より回顧個展/
 「心の中のふう」
 好きな事をさがし続けた。
 思っている時、つくり続けたかたち
 人の奥にある何か…人は様々
 わからないことだが
 なにもなければ なにもはじまらない
 今日又、さがし続ける    (2012.5)

[#] ギャラリーGK/4月13日よりグループ展/
 抽象作家47名による「愛の賛歌展」シャガール(?)もビックリ?

[#] 笹岡照子/4月13日より個展 5「終戦子70歳」/
 1955年(昭和30年)2月20日 部分日蝕
小学校では全校児童が庭に出て、黒の下敷きか煤ガラスで観測しました。
57年後の金環日食わ予告される。家に帰って母にその話をした。
「あなたは見られるけれど、私はいないわ」
他ならぬ母がいなくなる日がくるなんて考えたことがない私は未来に絶望しました。
 あの日の遠い未来2012年、今では過去です。7歳絵日記から60代銅版画「最年少罹災者の描 く東京大空襲シリーズ」までに、書の作品を加え、BGMに私自演のマリンバとピアノCDを用意し ました。過去を再現することによる、歳月を読むように観ていただきたい。
 終戦子70歳の感想を、ともにわかちあえれば幸いです。

[#] 工藤政秀/4月13日より個展「絵画の体温」/
 作品題「記憶の森2015」oil paint,soil on cloth 188x150cm など。
 よろしくお願いします。

[#08] 鈴木賢士/立川空襲を語り歌いつぐつどいのお知らせ
 今から70年前の4月4日未明。現在の富士見町にあった山中坂の防空壕に、アメリカ軍の爆 撃機から投下された爆弾が直撃。中に避難していた子ども、女性、お年寄りら42人が亡くなると いう事件がありました。亡くなられた方々を偲び、「この悲しみを繰り返さない」という決意を込め て「つどい」を継続してきた“コーラス鳩のうた”。25回になる今年は、立川市と協働で、改めて 「この悲しみを繰り返さない」ために、広く市民の皆さんとともに考えていきたいと、2日間に渡り 開催いたします。皆さん、平和について一緒に考えてみませんか。
 ◆映像で考える70年=4/4(土)午後1時30分〜(申込:80名・途中入退室可)鈴木賢士DVD、話。
 ◆現地で=4/5(日)午前10時、楢崎茂彌。午後1時30分〜(山中坂エレジー、鳩のうた)等。

[#07] 菅沼 緑/3月7日より個展/
ベニヤ板を箱形にして作品を作ったの?、1967年、日大の4年生の時が初めてだった。人魚を シルエットにして、尾ひれを赤い花のようにして「人魚姫」というタイトルを付けた。だけど、今回 はひとつひとつにタイトルは付けない。番号で済ませる。それは、私にとってみ作品の背景をそ れぞれに分けることができないからで、できれば全部「作品」というタイトルにしてしまいたいくら いだ。若い時に出会った自分の感覚と、積み重なった時間との螺旋がまたひとつふえる。

[#06]  赤津 侃年をとらない二つの「そうぞうりょく」とは 今日は明日の表現点(2月9日〜)
(前置き略) 現代のアーチストは、時代の鏡である。いま生きる時代の潮流を確かな眼で凝視 し、創造力を働かせ、多様な思潮や時代精神を認識する。それを流行に流されず想像力を発 揮して、個を貫く自己精神の内景として表現する。カンディンスキーは「どのような芸術作品も、 その時代の子であり、感情の母である」と述べている。「時代の子」は現代を認識する想像力で あり、「感情の母」はそれを色彩と形象で表現する想像力である。
 「今日」の時代を反映した想像力と創造力が「明日」の表現を作り上げる。観る者はそこから 現代絵画のイメージのダイナミズムを得る。今回選抜された18人は、年をとらない二つの「そう ぞうりょく」を併せ持つすぐれた秀れたアーチストである。

[#05] 故・加藤明彦を偲ぶ会  (呼びかけ・魚田元生)/ 2月7日より/
横浜生まれの加藤明彦は高校を卒業して或る会社に就職し、余暇に絵を描いていたが、20代半ば、 会社をやめ「絵描きになる」とパリに行く。丘の広場で似顔絵描きをしながら、家で抽象 画を描き、幾度かサロンドートンヌに入選した。結婚し、子らが学齢に達したころ、家族で日本 に戻り、翌年、銀座・地球堂で個展。その後は内装業などしながらアトリエで絵を描いた。50歳を 過ぎ、半年間ほどヨーロッパをスケッチして回る。数多くの鉛筆画を描いてきたが、それを元に 個展をするでもなかった。時が経ち、彼の入院を知って見舞いに行くと或る事を頼まれた。手を 尽したが難題で、彼の望みが叶ったか否か分らないままに逝ってしまった。/加藤義郎・記

[#04]  小林はくどうヴィデオ・パフォーマンス/1月24日のみ/
1970年代からヴィデオアート作品を制作し国際的に活躍するアーティスト、小林はくどうの 70年代から現在まで制作してきたヴィデオアート作品を一挙に上映する。また今回が初演となる ヴィデオ・パフォーマンス“Aqua Works 2015”と音楽パフォーマンス・グループ「つむぎね」の 即興のコラボレーションとトークを行う。
2015年の幕開けは小林はくどうヴィデオ書初めで !!  (主催:ビデオアートセンター東京・記)

[#03]  佐藤ジン下北沢で見かける「 Asian Girls 」写真展/1月31日まで/
あこがれていた自前のスタジオを持つことが出来ました。昨夏から“アジアンガール”をコンセプ トに、たまたま出会ったバーのマダムやバーで紹介された女性作家、あれこれ5人の方を、皆さ ん素人だけどモデルになっていただき、それぞれ数回撮影する機会を得たのです。そもそも、 この企画は帰り道にあるお洒落なスターバックスのスタッフと仲良くなり、写真展をやらないか と言うお誘いを受けたのが始まりでした。正月明けから展示し、それなりの評価は得ているよう です。今後は、男たちの肖像にチャレンジを考えています。周囲にはいい顔した仲良しおっさんが 沢山います。その後、遺影に役立つかも!

[#02]  吉田佑子 Circulation 1月12日より/
限られた画廊空間に自然への憧憬を表現するために、ロープと赤い網を様々に変化させて  新しい年を祝います。私のテーマの“自然の循環”の表現にはロープが最適な素材であることを 発見しました。ロープに網や、竹、木など様々な素材と組み合わせて、永遠に続く生命の流れ を讃える新しい表現に取り組んでいます。

[#01]  道佛仁子拮抗する黒と青に寄せて…The memory of Life 1月8日より/
紙にアクリル、パステル。黒(暗)の場、青(明)の場を背に張り巡らせたグリッドの内と外に浮遊 する形象が記憶を甦らせる……。
生命の普遍性を表現したい。