最近こんな本を読みました。 新しい順に並んでいます 一言感想付き。

我が友マキアヴェッリ

塩野 七生
新潮文庫

マキャベリでしかATOKは反応しないのですが、マキャベリズムの人です。 マキャベリのこともよくわかりますが、フィレンツェの事もよくわかって二度美味しい感じです。 無知なので両方とも良く知らなかったのですが、一度フィレンツェに行きたくなりました。

沈まぬ太陽

山崎 豊子
新潮文庫

会社社会のなかで、自分の信念を通すと言うことはどういうことか。 自分には到底できないことでも、主人公の芯の強さには感銘を受けます。 組合の話なので好みは別れるところですが。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

J.K.ローリング
静山社

感想を別に書くつもりです。

ロードス島攻防記

塩野 七生
新潮文庫

またまた塩野氏の著作です。 唯一宗教騎士団として残った聖ヨハネ騎士団と、後にスレイマン大帝と称されるスレイマン率いるトルコ軍がロードス島でまさに死闘を繰り広げます。 騎士団側は600人ほどの騎士と傭兵・ロードス島住民のみだったにもかかわらず、トルコ軍10万を5ヶ月に渡り防衛し、トルコ側の戦死者は4万5千人にも及んだとのことです。 この物語ではその戦闘がどういった要因によって動いていったのか、詳しく描かれています。

ルネッサンスの女たち

塩野 七生
新潮文庫

下記のチェーザレの物語が面白かったので読みました。 こちらの方を先に書かれていたみたいですね。 ルネッサンス期に生きた四人の女性たちについて、それぞれ描かれています。 男性優位社会において堂々と渡り合った女性ってすごいですね。

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

塩野 七生
新潮文庫

ルネッサンス期のイタリアの英傑、チェーザレ・ボルジアの半生を描いた物語です。 父親が勧めてくれたので読みました。 中世ヨーロッパの貴族社会の絢爛さと、複雑極まった政治の裏側を、様々な人物を通して描写されています。 当時のイタリアの勢力図付き。 出来ればスペインまでの地図があると嬉しかったですけど。