SFコメディー、にジャンルわけされるのでしょうか。 よくわかりません。 秘密組織にスカウトされたニューヨーク市警の警官が、エイリアンと対決する話です。 スティーブン・スピルバーグ製作総指揮です。 本人(?)も映画にちょっとだけ登場しているみたいです。 気づいた方もいたと思いますが、あのギャグは笑えますね。

基本的にどろどろべたべたな映画なので、そう言うのが嫌いな人以外には楽しめるでしょう。 純粋に娯楽作であり、やや不気味なシーンも点在しますが、子供にも安心してみせられると私は思います。

私がこれを見たのは確かはじめは映画館で、家族で「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を見に行こうとしたら、時間を間違えて待たねばならず、ちょうど始まるところだったM.I.B.に切り替えたのだったと思います。 まあ、セブン・イヤーズ・イン・チベットからM.I.B.に切り替えるのもどうかと思いますが。 あとからセブン・イヤーズ・イン・チベットも見ましたが、私は娯楽作の方がよかったかも、と言う感じです。

さて、MEN IN BLACKのおもしろさというのは、おそらく「エイリアンという非日常を、日常のものとして捉えている」ところでしょう。 まずは「エイリアンは地球にたくさん住んでいる」と言うところから始まります。 説明はいかにも「もっとも」らしく、いや、もちろんその説明を鵜呑みにする人はいないでしょうが、「娯楽作」と言うことがわかっているので、「あはは」と笑って受け入れることが出来ます。

極めつけは上にも書いたギャグ(?)ですが、地球にすむエイリアンを監視するパネルに、いくつか人間が映っており、その中の一人がスティーブン・スピルバーグ製作総指揮におぼしき(?)人物なのです。 他の人物ももしかすると有名人だったのかもしれませんが、私にはよくわかりませんでした。 その直後に主人公が「なるほど、これでわかった。小学校の時の何とか(失念)先生は火星人だったのか!」と言うと、相方が「いや、正確には金星人だよ」などとお約束のボケをかましてくれます(星は逆だったかも)。

と言うわけで、まあ私は好きです。 TVで上映されたらチェックしてみてください。 そう言えば、続編も出るみたいですが、それはどうかな、って感じです。

関連サイト

MENINBLACK.com いやー、まんまですね。