本当におぼろげな記憶しかないのですが、「全くの駄作」ですので紹介しておきます。

映画の主人公は確か「ホーム・アローン」の主人公で人気を集めた彼です。 名前は忘れましたが確か17歳くらいで同じくらいの年の女の子と結婚したんですよね。 いや、それはどうでもいいのですが、映画の内容も「ホーム・アローン」を踏襲しているのです。

ただ踏襲するならつまらないのは当然ですね。 普通はもっと別の要素を絡めて、新鮮味で勝負するものです。 が。 この映画に関しては、新鮮味という肯定は出来ません。

「リッチー・リッチー」という題名の通り、主人公は大富豪の息子なのです。 で、中身はホーム・アローンとほぼ同じです。 なぜ「ホーム・アローン」があんなにヒットしたのか? それはアメリカの典型的な家族の普通の(?)子供があれだけの大活躍をしたからです。 金持ちの息子がいかにも金を使ったことをしても、観ている人は冷めてしまうだけです。 制作者側はこのことがあまりわかっていなかったみたいです。

と言うわけでまったく面白くなかったです。 テレビじゃそもそもやらないでしょう。 悪質な映画ではないですが、観るだけ価値がないのは同じです。