手紙の返事 (社会保険庁から)

平成15年3月13日大臣へ出した手紙の返事が社会保険庁から普通郵便で届きました。
内容をご覧いただければわかるように、到底納得できるものではありません.。
3月14日社会保険庁担当係長と電話、NET上で名前を伏せて公開する事と、
後日、文書で質問をする旨お話しをしました。

封筒の表書
          品川区南品川○ー○ー○ 平出 隆 様
          社会保険庁の封筒を使用
 返  書

      前略 社会保険都南総合病院(都南病院)の問題についてお手紙を頂きましたが、ご
     返事が遅くなり、申し訳ありません。
      まずは、都南病院の移転中止が決定されたことにより、平出様はじめ関係者の皆様方
     に大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますとともに、平出様よりいただ
     きましたご意見及びご質問につきましては、担当部署である社会保険庁より回答させて
     いただきますことをご了承ください。

      さて、最初に都南総合病院が移転中止となった経緯についてご説明いたします。
      社会保険病院については、政府管掌健康保険の大変厳しい財政状況を踏まえ、その在
     り方の根本的な見直しが求められ、健康保険法改正法附則にもその旨が明記されたとこ
     ろであり、厚生労働省としても、大臣を本部長とする医療制度改革推進本部を設置して
     検討を進め、昨年末に厚生労働省としての方針を決定し、公表したところであります。
      その中で、現在、都南病院の経営を委託しております、社団法人全国社会保険協会連
     合会についても改革を求めることが決定されたことを受け、新規開院予定の東京北社会
     保険病院は、新たに別の経営委託先を選考することになりました。
      これまで都南病院を移転するとの理解の下、関係者が準備を進めてきましたが、急遽、
     中止せざるを得ない状況となった次第であります。

      次に、質問につきまして、お答えいたします。
      都南病院の移転にあたっては、移転予定日の1年以上前より、病院内において、当院
     が移転する旨のご案内をする等、極力患者様にご負担を欠けないよう配慮してきたとこ
     ろであります。
      今回、都南病院は廃院することとなりましたが、継続して治療の必要な患者様や東京
     北病院に通院を希望されていた患者様につきましては、担当の医師より他の病院を紹介
     していただき、引き続き治療が受けられるようにする等、適切な配慮をお願いしている
     ところです。
      今後は、お寄せいただいた質問等を十分念頭において、事業運営に努めてまいりたい
     と思っております。 東京北病院については、できるだけ早く委託先を選定し、一日も
     早い開院に努めてまいる所存でありますので、何卒ご理解いただきますよう重ねてお願
     い申し上げます。
                                                     草 々

      平出 隆 様
                                  平成15年2月  日
                                  社会保険庁運営部企画課施設管理室
                                 (担当)健康○○○○係長  ○○ ○○
                                       TEL00-0000-0000(内線 0000)

 同  封
          大臣への手紙に同封した私宛の80円切手を貼った封筒



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