今年の活動テーマは


平成17年度品川区立小学校PTA連合会スローガンと方向性

1.平成17年度スローガン

16年度は、スローガンを『守ろう子どもの心と未来』〜今、大人ができること〜とし、それぞれの立場で大人として子どものために何が出来るかを考えて活動してきました。そして、共通のテーマを『安全』と設定し、子どもの取り巻く環境について、とりわけ学校の防犯と子どもの心の問題に視点を置いて活動に取り組んでまいりました。

さて17年度ですが、子どもの心と未来は大人が作った型にはめるのではなく、子ども自身がいろいろな経験をしながら子ども自身で作り上げていくものだと思います。昨年、私たちはそれぞれの大人としての立場で、子どもに何ができるかを考え活動してまいりましたが、そんな時大人は身を持って示す必要があることに気が付きました。

私たちは、たとえば子どもに「友だちと仲良くしなさい」と言いますが、その前に親同志仲良く活動している姿を子どもに示さなければいけないのです。

そこで、17年度スローガンを
  『育て!子どもの心と未来』〜まずは、大人が示すこと〜


といたします。

そして、私たちは、大人としてまた親として成長していきたいと思います。

2.活動の方向性

16年度幹部研修会では、教育委員会をはじめ他方面からゲストをお招きし、様々な視点から『安全』についての認識を深めました。また、中央研究発表大会ではブロックごとに安全を取り上げ、単位的なものから地域的活動へと活動範囲を拡大することが出来ました。

しかし、一年間の活動を通じあらたな課題解決の必要性を感じます。それは、

1.子どもは、守られるだけではなく自分自身を守る力を養う必要があること。

これは、具体的にはCAPの全校実施を行いますが、その実施方法の検討、たとえば単学年のみの実施で充分かどうか、などを検討する必要があります。

2.詳細な安全管理マニュアルの構築
(1)校庭開放の安全マニュアル
(2)電子錠による防犯体制の仕方 など

3.地域的安全体制への発展

(1)災害時のPTAの役割 避難訓練等
(2)近隣セキュリティシステムの運用とPTAの役割 など

4.IT教育の必要性
 
などが上げられます。これらについてのPTAとしての役割、また親としての役割を検証することが必要なのではないでしょうか。

それと同時に私たちが忘れていけない事があります。それは、子どもが成長していく上で何が一番大切かと言うことです。言葉を変えると「子どもの成長に望ましい環境とはどうあるべきか」ということです。危機管理という名目で子どもたちの行動が必要以上に制限されたり管理されてしまってはいけない。また子どもはこの今の社会に適応させることが親の役目であってはならなく、子どもには、今の社会で何が不足し何を変える必要があるかがわかる人間になってもらわなければいけないのです。なぜならいずれ、この子たちがこれからの社会を担っていかなければならないからです。

ではどうしたらいいのか。

緊急でかつ重要なこの「安全」についての取り組みは、良いことをやっているのだから苦しまなければいけないでは、この活動は単に負担が増えたという印象だけで継続できません。しかし、それが楽しく活動できたならば、もしかしたら親にとっても子どもにとっても安全活動とは別に何かいい刺激や影響として与えることができるのではないでしょうか。

よって今年度は、先に述べた課題「安全」について活動を深めていくことと同時に視点を「安全を制約や管理という方法だけで行うのではなく、活動することで参加した人が楽しくなるような活動とは。何か子どもに夢を与えることのできる活動とは。子どもの成長にとっての安全な環境とは。」に置いて活動を展開したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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