八触(練習中の反応)

 気功を練習していると、ある種の反応が感じるようになってくる。
 動功中というより、静功や站トウ功の中で感じやすいが、
 その反応を八触(初心者)あるいは 十六触と呼ぶ。
 

 八触

  1  動触   
       意識と関係なく、軽く身体が動き始める
     @善触・・・・・・気持ちよく、リズミカルに小さく動く。
              動きをコントロールでき、止めようと思えば止める事ができる。
     A悪(邪)触・・・動きがやたらと大きくなり、バランスを崩したり、倒れそうに
               なったりする。動きを止めようと思っても、
               止める事ができない。
  2  痒触
       痒みを感じる
  3  軽触
        身体が軽くなってフワフワ無重力の中で、宙に舞うような感じになる
  4  重触
        身体が重くなったように感じ、土の中にのめりこんでゆく。
        あるいは、石になったような感覚になる。
  5  涼触
        気持ちよく涼しい感覚
        水のように冷たい感覚とは違う
  6  暖触
        暖かく感じる。一番多い反応である。
  7  渋触
        皮膚が木の皮のようにつっぱる。ゴワゴワした感覚。
  8  滑触
        スベスベ、ツルツルとして、滑らかな感覚。


      これらの反応が感じられなくても、追い求めてはいけない。
      又、感じても、次回に期待をかけてもいけない。
      気功鍛錬中の一つの過程に過ぎない、ということを
                    しっかり認識しておかなくてはならない。



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