気功と陰陽学説
気功は中国の医学(中医)と深いかかわりをもって発展してきましたが
中医の考えに「陰陽」という哲学思想があります。
陰陽とは
ある一つのことには、
必ず「陰」と「陽」という相反することがある、という思想です。
陽(昼) |
陰(夜) |
上昇 |
下降 |
左 |
右 |
動 |
静 |
気 |
血 |
この陰と陽は対立しているけれど、勢力を大きくしたり、
小さくしたりしながら常に循環しています。
また、この陰と陽は”陰の中に陽があり””陽の中に陰があり”・・・
100%の陰や陽はありません。
自分の身体を見てみましょう。
陽:上(頭頂部)があり、陰:下(足)があります。
陽:左があり、陰:右があります。
陽:背中があり、陰:胸・腹があります。
この、陰陽のバランスが整っているときは健康で、バランスが崩れると
病気ということになります。
気功は陰陽のバランスを整えて健康を保持しようとするものなのです。