気功と経絡

         
       中医には経絡という考え方が有ります。
       「経絡」という言葉は、鍼灸医院などで聞く事ができます。       
       これは気の通り道の事です。
       ツボと呼ばれるところは、気の出入り口と考えられています。
       ツボと呼ばれるところに鍼をうったり、灸をすえたり、指圧したりしするのは、
       気の通りに不具合が生じた為、軽い刺激を与えて、流れを良くしようと
       するものです。

       しかし、この脈は目には見えず、科学的には解明できていません。
       でも、私達は経験的に経絡の存在を理解しているわけです。

       「経」は縦に走る脈で、手と足に12本と、その他を8脈走っています。
       「絡」は横に走る脈です。
          

       気功をする事で、この経絡を調整し、気の流れを良くしていこうとするのです。




   <経絡系統>
 
   
       経脈   十二正経  手  三陰  手太陰肺経
                             手少陰心経
                             手蕨陰心包経路
       
                        三陽  手太陽小腸経
                             手少陽三焦経
                             手陽明大腸経
                 
                     足  三陰  足太陰脾経
                              足少陰腎経
                              手蕨陰肝経
 
                         三陽  足太陽膀胱経
                               足少陽胆経
                               足陽明胃経
        
              奇経八脈     督脈、任脈、衝脈、帯脈
                         陰維脈、陽維脈、陰キョウ脈、陽キョウ脈  
        
       絡脈    別絡
              孫絡  
              浮絡  

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