日本海軍一式陸上攻撃機
ラバウル西飛行場に無事帰還する一式陸攻
日本海軍の主力爆撃機であった一式陸攻も開戦初期は英東洋艦隊殲滅等多いに活躍した。 又ラバウル攻略後は、西はニューギニア、東はソロモン群島 東端のガダルカナルと広大な範囲で活躍した。 しかし太平洋戦争中期から一式陸攻に限らず、日本陸海軍の爆撃機は「ワンショットライター」 と言われるほどの防御力の弱さから、未帰還になるものが多かった。海軍の撃墜王の一人、坂井三郎氏の「大空のサムライ」 また陸軍の撃墜王の一人穴吹智氏の「蒼空の河」等には友軍爆撃隊の護衛の話が出てくるが 逆に戦闘機の護衛が無いにもかかわらず攻撃してくる敵爆撃機は防御力の高さから 撃墜が如何に困難かが述べられている。彼我の考え方の差もあるが、基本的にはエンジンの馬力不足 、航続距離を無理に大きくしたため過大な燃料搭載、が原因といわれている。
Hasegawa 1/72 一式陸攻11型でイメージしました。
 
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