捷一号作戦に備え出撃する戦艦扶桑。右舷奥は山城
捷一号作戦でのレイテ海戦では主力の栗田艦隊のレイテ湾突撃を成功させるため、 栗田艦隊の別働隊となって栗田艦隊とは逆の方向からレイテ湾を目指すべくスリガオ海峡に突入したが 待ち受けた米海軍により扶桑、山城の両艦とも撃沈される。
レイテ海戦では日本海軍は小沢提督率いる囮の空母部隊、主力の栗田艦隊、扶桑、山城を擁した西村提督率いる艦隊、更に志摩提督率いる艦隊と 実に4艦隊の連携で行うものであったが、お互いの無線連絡がうまくいかず作戦は画餅に終わった。 日露戦争での日本海海戦では実用化されて間もない技術であるにも拘らず仮装巡洋艦信濃丸の「敵艦見ユ」の無線通信が 東郷提督率いる連合艦隊に無事届きバルチック艦隊殲滅に貢献したのに比べ、 日露戦争当時に比べはるかに進歩していたにも拘らず、無線のやり取りが的確に行われ無かった。 レイテ作戦は何ともやり切れない蹉跌の連続であった。
アオシマ 1/700 WATER LINE SERIES 扶桑&山城