ビルマのトングー基地を発進しアラカン山脈を越え長躯チッタゴン攻撃に
征く日本陸軍航空隊の撃墜王の一人であった穴吹曹長乗機の一式戦(隼)
ビルマ方面の戦いは加藤隼戦闘隊で有名な64戦隊と蒼空の河の著者、穴吹曹長所属50戦隊が
中心となって空戦を繰り広げた。
インド方面の米英空軍の物量、及び耐弾性に優れた爆撃機に悩まされながらも、よくこれを撃ち
激しい消耗戦に耐えた。主力戦闘機の隼は零戦についで多くの生産機数を誇るが、
性能的には零戦と同じエンジンを積んでいたにもかかわらず
幾分劣っていたようである。これは陸軍の開発思想がやや古かったことが原因といわれている。
しかし最後まで生産が続けられたのは、信頼性と、運動性能、取り扱いが極めて優れていたためと言われている。
Hasegawa 1/72 キー43 一式戦闘機U型 隼でイメージしました