レイテ海戦で小沢囮機動部隊の護衛として出撃待機中の航空戦艦伊勢
伊勢と姉妹艦日向はミッドウェー海戦の敗北で失った空母を補うため急遽航空母艦に変更すべく検討されたが、全通甲板を持った正規空母への改装は時間的な余裕も無く カタパルトを使って発進する新設計の航空機を搭載すると言うことで後部の主砲塔2基を撤去し、そこに、単に駐機所過ぎない飛行甲板を設置することにした。
しかし新設計の搭載機も結局作られることは無く、航空戦艦と言う斬新?な戦力の運用をすることなく、努力は徒労に終わった。
ただレイテ海戦時には、対空防御は大幅に強化され、その時点の栗田艦隊の主力であった戦艦大和、武蔵の対空兵装と比べても遜色が無かった、 と言うよりはむしろ墳進砲を装備していただけ優れていたともいえる。 そのためハルゼー率いる米軍航空機の猛攻撃を受けたにも拘らず伊勢、日向何れも無事帰還した。
Hasegawa 1/700 WATER LINE SERIES 航空戦艦 伊勢 旧キットです。