超低空で飛行する零戦を眺め、微速前進する連合艦隊旗艦の戦艦長門。
昭和16年秋、日米開戦を覚悟した日本海軍の山本五十六連合艦隊司令長官座乗の連合艦隊旗艦の戦艦長門と、
来るべく戦いの主役である日本海軍航空隊は日夜猛訓練を重ねていた。
しかし山本司令長官以外の多くの連合艦隊指揮官、参謀たちは、側を飛ぶ零戦よりも自分たちが乗艦している
この戦艦長門の16インチ巨砲で戦争の帰趨を決められるものと信じていた。
日露戦争勝利の前例のみが日本海軍を支配していた。新しいものへの躊躇、不信は戦争の遂行に多大な悪影響を与えた。
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