ー昭和19年10月25日 フィッリピンルソン島 エンガノ岬沖ー
敵機来襲! 防空戦闘開始! 三式弾を斉射する主砲。
航空戦艦伊勢と日向は、対空防御が強力であった。この時、同時並行で進められた主力の栗田艦隊の主力艦としてレイテ突入を目指した戦艦大和と比べても、艦後尾の両舷に配備された噴進砲の威力を加味すれば遜色は無かった。
米軍の第三次攻撃隊の攻撃で瑞鶴を失ったあとに米軍の目標となった伊勢は、その強力な対空防御により大いに奮戦し無事帰還した。
以前、この海戦で、瑞鶴に乗艦していた人が伊勢の主砲の三式弾で3機の米軍機が一度に撃墜されたのを見たと話されていました。
