東シナ海でB29を迎撃すべく上昇中の大村基地の352空の雷電  機体の汚れ、塗装の剥がれが、打ち続く激戦を示している。
昭和19年6月16日、米軍の戦略爆撃機であるB29は中国、成都より北九州の工場地帯を襲ってきた。 サイパンより本州各地が爆撃されるよりも前であった。日本各地でB29迎撃のため 日本軍は各種の戦闘機を動員したが、その中で前方視界は 悪かったが、優れた上昇力、操縦安定性のため最も成果を上げたのが雷電であったと云われている。  
Hasegawa 1/72 局地戦闘機 雷電 21型