米軍反撃の主力 新鋭戦艦サウスダコタと米軍戦闘機として始めて零戦を超えたF6Fヘルキャット
サウスダコタは大和よりは総トン数は小さかったが、設計思想ガ優れていた。
重要部分の装甲は大和を上回り、副砲を廃し対空機銃の強化に向けた。
日本海軍の対空機銃の25ミリに対し40ミリ砲を採用した。浸水を防ぐため舷側の窓も無くした。
勿論レーダーなどの電子機器も強化され名実ともに当時の最高の戦艦だったと思われる。第三次ソロモン海戦では
日本海軍の戦艦、重巡の砲撃で大破したが、残念なことに重巡高雄、愛宕の酸素魚雷が信管感度が鋭敏過ぎたため
サウスダコタの艦首波の衝撃で到達前に爆発してしまった。もし数発が命中していれば更なるダメージ、
ないし撃沈できたかもしれない。ハワイマレー沖海戦以降敵戦艦を撃沈したことがなかった日本海軍にとっては
敵戦艦撃沈の絶好の機会だった。その後も日本海軍は敵戦艦を撃沈する機会を持つことが出来なかった。
Hasegawa 1/700 WATER LINE SERIES サウスダコタ
Hasegawa 1/72 F6Fヘルキャット