矢矧出撃
対米英戦が始まる直前に計画された、日本海軍最後の軽巡である阿賀野型は、それまでの軽巡が 一番新しいものでも竣工後20年以上経ており、日露戦争当時のイメージを持った外観に対し近代化された 外観形状を持ったものとなった。しかしながら設計思想は米英が既に防空巡洋艦として設計されたのに対して あくまでも水雷戦隊を指揮する軽巡として設計された。実際、竣工したときには、海戦の様相は 完全に敵航空機との戦いが中心となっており矢矧は竣工後、 直ちに昭和19年6月マリアナ沖海戦、10月レイテ海戦と 苛烈な海空戦を経た後、昭和20年4月戦艦大和とともに沖縄に向け出撃、日本航空隊の援護無き 東シナ海でその最期を遂げる。その十数分後大和轟沈、連合艦隊はここに終焉を迎えた。
TAMIYA 1/700 WATER LINE SERIES 矢矧