にがうり栽培のご参考となるよう準備から収穫までのポイントを記載しました 。
障害、病気と害虫等も掲載していますので参考にして下さい。
|ホ−ム|
項番 |
タイトル |
内容 |
記入日 |
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1 | 土つくり | ■容器は、大きめのプランタか発泡スチロールの空き箱でも良く、発 泡スチロールの場合は四角に水がたまらないように穴あをあける。 ■土は、底に粗目の赤玉土を敷きつめる、市販の野菜用の培土の みでも良い。ph5.5〜6.5程度の弱〜微酸性が良い。 ■元肥は、培土10リットルあたりチッソ(8):リン酸(8):カリ(8)の 有機配 合肥料(けいふんなど)25グラム、リン肥10グラム、石灰1 0グラムを混ぜる。土は容器の3センチ下程度まで入れる。植付け の10日位前までに整地しておく。 (水がたまるのに良い深さにする) |
2004年 2月14日 | ||
2 | 播種 (3月下 旬〜 4 月頃) |
■種の準備、種の皮がかたく水を吸いにくいので、種のとがったほう を花 はさみなどで皮だけ少し切る。 ■30度くらいのぬるま湯に1〜2時間つけてから播く。 ■ポットに播く場合は、園芸用の育苗培土を入れて、そこに1〜3粒 ずつ 種が平らになるように、1〜2pくらいの深さに播く。 ■発芽温度は25度くらいであり、種を入れたポットを発泡スチロー ルの箱 に入れビニールでおおっておく、温度が30度くらいあると4〜5日で 発芽 する。発芽したら昼は25度から28度、夜は20度くらいに保つ。 |
2004年3月6日 2004年5月10日 更新 |
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3 | 定植 (5月〜 6月 初旬) |
■本葉が2枚開いたら定植する。種撒きから定植まではだいたい早 くて2 0日、遅くて40日くらい。 加温しているときは定植の1週間くらい前から夜の温度を20度から 15度くらいまで下げて外の温度にならしておく。(★東北・北海道地 域の方注 意) ■関東地方で外に定植する場合は、梅雨に入る前までに2m程度 に成長させておきたい。梅雨で日光が少ないと生育が遅くナメクジや カタツムリ に葉を食べられたりして体力が弱るため、夜の訪問者 (ナメクジや・かた つむり)の駆除を忘れずに。 |
2004年5月9日 2004年7月3日 更新 |
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4 | 摘心・仕 立 |
■定植してから1週間程度で親ヅルが伸びてくる。高さ1メートルくら いに なるかならないところ、または親ヅルに6〜7枚の葉が出てきた ら、ツル先を切ってしまう。これを摘心といいます。こうすると、それ ぞれの葉のわき から子ヅルが伸びてくる。 子ヅルも2メートル位まで伸びたら摘心をする。子ヅルから出てきた 孫ヅルに・お花・め花が咲いてくる。 |
2004年5月15日 |
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5 | 棚作り |
■ゴーヤ棚は、この時期までに作っておくと蔓を痛めないで、棚の上 に這わせることが出来ます。 |
2012年5月28日 | ||
6 | 開花・受 粉 |
■花は葉のわきにつきます、外で育てるときは自然に虫が受粉して くれます。あまり実がならなかった場合、虫だけに任せないで 人工 受粉をする。 花が咲いたら晴れた日の午前でも午後でも良いので違う株のお花の 花粉をめ花に受粉してあげると良いタネを採ることができる。ピンセ ットでお花を摘み取り、め花に受粉してあげる。 または綿棒でお花の花粉をめ花に受粉してあげる。 |
2004年5月30日 2004年7月3日 更新 |
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7 | 追肥・水 や りほか |
■収穫が始まる前ごろにチッソ成分で1株あたり10グラムあげる。 実が太り始めたら20日おきくらいに、粒状配合肥料を1株あたり10 グラム土の上にばらまく。固形の油粕でも良い。 ■収穫期のにがうりは1株で1日に2リットル以上も水を吸う。涼しい 季節の水やりは午前中がよく、暑くなると夕方やるようにする。容器 の下から水が流れるまで土の表面に散水する。 |
2004年6月6日 | ||
8 | 摘葉・整 枝 |
■古い葉は摘み取る。あまりヒョロヒョロとしたツルや弱々しいツル は切り おとしたりあまり伸びすぎたツルも3分の1位を切り落とす。 |
2004年6月6日 | ||
9 | 収穫・採 種 |
■収獲:20センチ超になったなら収穫をする。または、開花後15〜 20日位が収穫の目安です。朝早めに収穫して新聞紙に包み冷蔵 庫にしまっておけば夕食時、料理して食べられます。 ■収穫時期を逸した場合:ジャムを作りましょう。 → ゴーヤジャムの作り方 ■採種:タネとりは、にがうりが赤く完熟し腐るまで待ってから採種し ます。 採種したタネは水洗いをして、1〜2時間経って水に浮いたものは除 き、沈んだものを日陰で乾かしたあと、紙袋に入れ茶筒などに乾燥 剤を入れ、冷暗所で保存しておいて下さい。 |
2004年6月27日 2011年7月21日 2004年7月3日 更新 |
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10 | 撤収 | ■撤収:観賞の喜びや収穫への感謝をこめお礼を言って撤収する。 葉が枯れる前に撤収したが撤収しやすいです。 ◆にがうり家の流儀:にがうりがぶら下がった風景を見て心和んだ 事、に がうりがきっかけで近所の方やネット仲間と初めて会話がで きた事、そし て収穫の喜びをくれた事に感謝して、泡盛を根元にあ げてお礼をします。 |
2004年9月11日 | ||
11 | 障害、病 気 と害虫撤 収 |
■連作障害:毎年にがうりを同じ畑で作っているとネコブセンチュ ウ、つる割病菌が増えるので連作を避ける。 ◆うどん粉病:白色の斑点が葉や茎に出る、葉が混みあい風通しが 悪い と出やすい。古い葉や無駄な蔓は除去する。 ◆つる割病:茎の途中の導管が侵され、養水分が移動できずに茎 がかれ る。新土佐カボチャに接ぎ木すると防げる。 ◇ネコブセンチュウ:根に寄生するセンチュウで根の組織がコブ状 にな る。つる割病にもかかりやすくなる。 ▲アブラムシ:蔓先や葉に群がって増え生育が止まる。雨が少なく乾 燥が続いたときに多い。 ▲ミナミキイロアザミウマ:葉は葉脈に沿いカスリ状の斑点ができ、 つる先 端の葉に群がり萎縮させる。実につくと肌が荒れ太りがわる くなる。 |
2013年7月6日 |
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