■にがうり(苦瓜)・ゴーヤについて |
ツルレイシ(蔓茘枝)の別称。ウリ科の1年生蔓草。 熱帯アジアの原産で畑に栽培し、葉は心臓形で掌状に深く裂け鋸葉がある。 雌雄同株。夏秋の頃、黄色の小花を開く。果実は長楕円形で疣(イボ)状突起があり、熟すれば烈開して紅色の肉をあらわす、果皮は苦く果肉は甘い。 食用。苦瓜(にがうり)。 出典:広辞苑 |
■にがうり栽培 |
東京・品川の自宅のわずか30センチ幅の土地があり、1996年からここに苦瓜を植えています、つたない経験ですがご紹介します。 2008年は沖縄や・ん・ば・るで栽培します。 by にがうりおじさん |
■にがうりの食べ方 |
ゴーヤ・チャンプルー | ゴーヤの天ぷら |
沖縄では、にがうりのことをゴーヤといい、そのゴーヤチャンプルーの 作り方は、苦瓜を縦に2つに割り、種を取り除き薄切りにしたものを、油をひいた鍋でかつお節を少し入れ1分位で炒め最後に卵でとじて出来上がり。 卵のかわりに豆腐(木綿)の水気をきり手でちぎり一緒に炒めるのも良いです。 |
作り方は、苦瓜を輪切りにして、種を取り除き、他の天ぷらの具と同じように、衣をつけ油であげる。 (苦みが抑えられビールのつまみにグ−) |
にがうりときゅうりの酢の物 | にがうりとバナナのジュース |
作り方は、苦瓜を縦に2つに割り、種を取り除き薄切りにしたものをボールに入れ塩をまぶし3〜5分おき、水切りして、きゅうりとの酢の物や市販の味ポン、かつお節を好みにあわせ混ぜあわせるのもいけます。 |
作り方は、苦瓜を2つに切り、種とわたをとり除き、細ぎりにしてジップロックに入れ一晩冷凍する。翌日取り出してバナナと牛乳を好みの量を加えミキサで攪拌し出来上がり。 |
■にがうりの植えつけ |
■にがうりの育てかた |
・2枚の鋸(のこぎり)葉が4月の後半から5月にかけ発芽します。
施肥は2〜3週間の間隔で油かすの固まりをおきます
朝、水やりを忘れないようにしてください。(私はよく忘れてしまいました)
注意することは、かたつむりに葉を食べられないようにして下さい。
(中心の蔓は1メートル程度に成長したら切り取ったが良いと聞いています)
・2002年からガレージ前の地面に定植しにがうり棚を作り夏場は縁台を出して涼んでいます。
■にがうりの収穫期 |
・東京では日差しが強くなる6末から7月頃、1センチ程度の黄色の花が咲きます。
その花をよく見ると・お・花・か・め・花・かわかります。
黄色の花に蛾や蝶などの昆虫が花粉を媒介して・め・花・に実がつきます。
・その花がいぼ状の突起をした苦瓜(にがうり)に育ちます。
宮崎産は成長すると30センチ程度になります。
この時が収穫時期です。
もし、時期を逸し橙色に鮮やかに熟れたら種子を採って下さい。
・たくさん収穫した場合、炒める時と同じ程度に薄切りにしてビニール袋に入れ冷凍室で保存し、後で食べることができます。
オレンジ色に熟れるまで待ち、そのまま収穫しビニール袋に入れ冷凍室で保存し、後でジュースにしても良いです。
・どこの産か分かりませんが知人が育てたものは、40〜50センチの長さになるものもあるようです。
・義父母が住む沖縄では、直径も大きく40センチ級が多いようです。
・種を採る時は、事前に綿棒などで人口受粉をして、受粉後は他の種類のものと交配しないようビニール袋でカバーする。
結実後、熟するまで待つ。
熟した実から種を採取し、お茶の空缶に入れ乾燥剤を入れ冷暗所で保存する。
■にがうりの種類 |
にがうりの種類は、大別すると一般種、太れいし系、大長れいし系
および白れいし系の4種があるようです。
宮崎産 | れいし | 私はこの種類の苗を 最初の年は栽培しました。 |
鹿児島産 | 大長れいし | − |
白大長れいし | − | |
沖縄産 | 太レイシ | − |
中国産 | アバシゴーヤ | 沖縄にて購入した種を撒きました。 |
他の種類をご存知のかたは教えてください。
■にがうりの一生 |
九州、特に沖縄にはあてはまりませんが
東京では下表の時期に植付けを行うとよいようです。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
播種 | 発芽 | 成長 | 結実 | 採種 | |||||||
植付 | 収穫 |