宗教芸術院 と 雅風会 
【 宗 教 芸 術 院 と は 】 
     宗教芸術院」は、仏さまを彫りたい、描いてみたいと願うすべての人々のために設けられた場です。仏像彫刻・仏画・載金の制作を通じて、自身の内の仏さまと会い、対話する-み仏との融和(一人一仏)を目的として、1973年(昭和48年)大佛師松久朋琳・宗琳の両名により創設されました。京都本部の教室をはじめ、全国各地で講習会が開かれています。(「宗教芸術院のしおり」より) 
 また、年に1回宗教芸術院主催の「仏教美術展」が開催され、全国の仏像彫刻に励む人々の発表・交流・研鑽の場になっています。
       
雅 風 会 と は 】 
     故川村雅則先生は、宗教芸術院の支部長として長く活躍されましたが、2018年秋に他界されました。まさに仏像彫刻一筋の生涯でした。
 
 先生の作品が遺された工房は、ご遺族の方により川村雅則佛像彫刻記念館となり、長い間公開されていましたので、来館がご縁で仏像彫刻を始めたかたもおられました。

 また、川村先生に教えを受けた生徒たちが集まって遺された作品や資料を整理し、2019年に雅風会を発足しました。現在は、宗教芸術院の支部として、東京都・新潟県で仏像彫刻教室と研鑽会を開催し、新しい仲間とともに仏像彫刻を楽しんでいます。

 同時に、毎年秋の「仏教美術展」(主催:宗教芸術院主催 場所:京都文化博物館)に出品し、仏像彫刻に励む全国の仲間や教室の皆様と交流しています。



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