投資家の自己責任

尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。


かつて証券マンは「この株は絶対儲かる」と勧誘することが多かった。
そして、それは、予想を外して喧嘩となることも多かった。

「絶対儲かる」のが真実であれば、なにも客に案内せず、多額の借金をしてでも自分で密かにやるだろう。

こういったトラブルが後を絶たないことから、昨今では証券会社への指導が徹底し、厳しくなった。
「投資リスクを十分に説明し」「目論見書を熟知して」ということである。
とはいえ、誰もリスクについては人事だし、目論見書なんか熟読していたら話が進まない。

要は、証券会社やそのセールスは、あくまでアドバイザーであり、事務処理屋さんであることを理解しなければならない。
その意味では、過度のセールスは誤解の元になる。
また、証券会社には、シロウトにもわかりやすい案内を求めたいし、投資家も、それを吟味判断する目を持たなければならない。

損益はあくまで投資家本人のものなのである。
そしてまた、市場動向は、すべてを見通すことは不可能なシロモノであるのだ。



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新規作成日:2005年5月18日/最終更新日:2005年5月18日