絵画レンタル

尚、本情報の利用に関する責任は、当方では一切関知いたしません。


投資家は絵画をローンで購入し、その絵画をレンタルに出して、レンタル料を得ようというもの。
一例では、ローンの支払いが月36000円で、レンタル料が月46000円、差し引き毎月10000円の収入となるという。
レンタル先は、有名ホテル等で、安心だとも。

これが、ノーリスクで未来永劫、或いはローンの支払い完了まででも継続できれば言うことはないのだが・・・。

もし、その保証があるなら、そんな投資話を紹介してくることはないだろう、自分でやれば済む話だ。
レンタルというのは、契約であるから、期間や金額など、個別の契約による。
レンタル先がレンタルする理由は、その方がコストがかからないためであって、投資家にとって確実な投資として成り立つなら、レンタル料の仕組みは構成していないはずだ。
レンタル側では、短期間で差し替えたいとか、有利な条件がなければ意味がないだろう。
それが契約のポイントであって、投資家のリスクでもある。

2006.1に問題となったのは、これが実際のレンタルではなく、詐欺であったもので、犯罪に巻き込まれたという意味では投資とは別次元ではあるのだが、投資利益だけではなく、その投資の仕組みを理解しなければ、安易な詐欺にかかりかねない良い例でもある。
イマドキ、確実に丸儲けさせてくれる筈はない。
詐欺行為かどうかは別としても、銀行預金ではない以上、個別の契約条件を確認する必要があり、それができない能力では、騙されても致し方ないといえる。




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新規作成日:2007年1月10日/最終更新日:2007年1月10日