アナリストの読み

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アナリストの読み

アナリストと言っても投資アナリストなど経済に精通しているものではないのでご注意。
しいて言えば「軍事アナリスト」

2005.夏
日経平均株価は12000円を上限のボックス相場が続いていたが、郵政法案関連での総選挙をふまえ、新しい展開となり、2005.9.21には13000円を突破した。
そして14500円を目標値とする向きもある。

個々の銘柄について、何らかの展望なりが見えていない場合は、自ずと日経平均株価が指標となる。
ボックス相場の場合は、その範囲での上下の差益を取っていればよいが、抵抗線を超えてしまった場合、それまでの上限で売り切ってしまうと、以降買うタイミングが出てこない。
一つの手法としては、日経平均株価を指標として比例計算し、目標値を設定する。
さすれば、2005.夏まで見ていた数字から、約1割嵩上げされた数字を基準とすることが出来る。
ある意味乱暴だが、個々の業績云々もあるのだが、市場の活況という面もある。

さて、私は14500円を当面の目標値としたい。
もちろん、なんら裏づけはないし、サイコロの目で決めたわけでもない。
これを一段落として反落してくるのか、その前に崩れるのか、或いは更に突破して16000円に向かうのか、予断を許さないところだ。

と、2005.9末から反落した。
冷静に考えたら、決算配当をはさんでの利食いの時期である。
一週間〜10日程度で落ち着くことを期待。

果たして下げ止まり、2005.10第二週には反騰し、日経平均300円高を超えて復帰した。

2005.10円安に拍車がかかっている。
「日本経済が回復基調で、株価も上昇、外人の買いも多ければなぜ」という疑問があるが。
どうも、超低金利の国内預金が愛想をつかされ、外貨預金に回っていて、その資金として外貨が買われるために、円安傾向となっているらしい。
とすれば、これら外貨預金の満期時なりに、どっと円転換が発生すれば、軒並み円高外貨安が発生しそうだ。
国内預貯金の利率が回復し、外貨預金のメリットが薄れてくれば、要注意となるだろう。
2005.10 日経平均は13500円前後で小康状態となった。
先については諸説あるが、中期的には14500円の見通しが出てきたようだ。
期末には16000円、数年で20000円の声も上がっている。

日本経済の回復基調はそろそろ明確となってきたようだ。
国内実質GDP、個人消費、失業率、金融機関の貸出残高、デフレ脱却、地価上昇の兆し、などがそれを示している。

2005.11下旬、14800円にも手が届いた。
次は15000円とも、16000円とも言われてきた。
勢いづくと嬉しいのだが、一気にバブリーな展開には警戒感が高いだろう。
その意味では、当面の壁は15000円、中期的には16000円を指向と言うところだろうか。
この設定を正しいとするなら、インデックス型投資信託でも1割の上昇が見込める局面ではあるわけだが。

2005.11.30、一時的とはいえ15000円を5年ぶりに回復した。
景気回復局面から、上昇傾向自体に問題はないだろう。
が、ある程度に達すると、バブルの悪夢を記憶している動きになるだろう。
当然のことながらあそこまでは上がるまい。
18000、20000が一つの天井だろう。
が、そこに至らない段階でも、ある程度の線で揺り戻しは考えられる。
下がったときには将来を見据えた仕込みの段階だ。
が、延びきった状態では耐え切れない。
塩漬けを覚悟するもの、さっさと見切るもの、準備をしておくに越したことはない。


2005.12.1、終値で15000円を回復し、16000にも迫る勢いだ。
巷では20000円の声も聞こえてくる・・・。
これをパブルと見る向きもあるが、企業の実態は当時とはかなり異なるようだ。
もちろん、このまま駆け上がるのは難しいだろう。
15500円前後で足踏みか、16000でボックス圏か、18000が抵抗線か・・・。
期間は別にして、16000は超えそうだ。
が、18000前で一旦上限を作るのではないだろうか。


2005.12.21、ザラバで一時16000円を回復した。
比較的急激に上昇しているから、そろそろ調整が起きてもおかしくないだろう。 ちょうど年末年始を挟む。
一般に年初はご祝儀相場でもある。
来年は・・・。
基本的に上昇傾向だろう。
が、前回の戌年の経験から、一旦大幅に下げるとも言う。
長期スタンスではほっとけば上がるわけだが、効率を考えると、下がる前に利ざやを取りたいところだ。




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新規作成日:2005年9月21日/最終更新日:2005年12月22日