1290 観艦式週間

1290 観艦式週間 平成18年10月20日 金曜 〜 平成18年10月29日 日曜

前哨戦
今年の観艦式は、中央観閲行事が陸海空持ち回りになって4回目、また、昨今の自衛隊人気も含めて混雑が予想された。以前は5枚か10枚も応募すれば何とかなったのだが、前回の抽選倍率は平均30倍、本番は160倍程度と言われる。インターネットを活用した、融通が行われるのは喜ばしい事だが、度を過ぎた情報合戦や、乗艦券販売など、暗い物も付きまとった結果、抽選システムが確立し、複数応募の規制が厳正に処理されることとなった。今回、各方面より、格別の計らいを頂き、感謝。


1290w1 横浜港 観艦式参加艦艇集結、観艦式電灯艦飾
平成18年10月20日 金曜 曇り 15:30-21:30
◎観艦式参加艦艇集結、観艦式電灯艦飾

・在泊の船舶
(横浜港)
瑞穂埠頭: T-AGOS21 EFFECTIVE ? 瑞穂埠頭Eバース付近在泊(東向き)
DD130まつゆき、DD125さわゆき。ASE6102あすか、DD106さみだれ。
新港埠頭: DE229あぶくま、DD157さわぎり

午前中までの艦艇集結に続いて、観艦式電灯艦飾が行われた。
朝から出ても良かったのだがグズグズで出遅れ、14:35?西小山⇒武蔵小杉・特急⇒15:15?みなとみらい。曇り模様のあいにくのお天気だ。15:30-15:40臨港パークからスタート。15:56-16:10新港埠頭。16:30-16:32大桟橋先端。16:56-17:06山下。ということで、日没待ち。夜景撮影にはレリーズの使いやすいD100の出番。
18:00電灯艦飾点灯。18:02-18:38。18:48-18:53公園。19:10-19:21大桟橋先端。小川さんと合流、小川さんの車で移動。19:45-20:20新港埠頭。小川さんの車で移動。20:46-21:30臨港パーク。21:30電灯艦飾終了。解散。
撮影枚数は約300枚と控えめか、しかし今日は合計6隻だったが・・・。当然のことながら処理の終了は2:40。


1290w2 川崎港横須賀港 LST4002「しもきた」見学、観艦式電灯艦飾
平成18年10月21日 土曜 曇り/晴れ 13:30〜21:20
◎LST4002「しもきた」見学、観艦式電灯艦飾

・在泊の船舶
(川崎港)
LST4002しもきた
(横須賀港)
船越地区: MST436 うらが、MST464 ぶんご。ASR403 ちはや、DE228 ゆうべつ、DE226 いしかり。DE227 ゆうばり。ATS4203 てんりゅう、ASE6101 くりはま(*)。MSC681 すがしま。MSC682 のとじま, MSC683 つのしま。
田浦地区: 旧女川の客船 こうほう。MSO302 つしま。MSO301 やえやま、MSO303 はちじょう
長浦地区: DD122はつゆき(*)、DD123しらゆき(*)。
吉倉地区: PG829 しらたか、PG826 おおたか、PG827 くまたか。ASY91 はしだて、LCU2002 輸送艇2号、YDT03。
DDG169 あさかぜ、DD129 やまゆき、DDH144 くらま、DDH142 ひえい。DDG170 さわかぜ、DD110 たかなみ、DDG168 たちかぜ、DDG176 ちょうかい、DD107 いかづち、DDG172 しまかぜ。YL119, YC09。
(*):午後出港

今日は、川崎港で実施されている、LST4002「しもきた」の一般か公開と災害派遣展示へ。
新宿で、D200の電子レリーズを調達、総合火力演習にと注文していたのだが在庫不足でようやくゲット、しかし、ケーブルレリーズに比べて何この高価格。
新宿・中央線⇒東京・東海道線⇒13:01/13:15川崎・バス⇒13:40マリエン。シャトルバスで岸壁へ。今回は、かなり厳しい荷物検査だが、本来のセキュリティには必要なレベルだ。
さて、岸壁では、陸上自衛隊の車両や、陸上、海上自衛隊の災害派遣装備が展示されている。海上自衛隊では仕出しのカレーをご馳走になった。
13:55-地上展示、14:40-16:00LST4002しもきた乗艦見学。LST4002「しもきた」は、9/1の防災訓練の際に乗艦している。
当初、横浜への転進の計画もあったが、川崎を満喫。
16:10?シャトルバスでマリエンへ。小川さんの車で横須賀へ。田浦港の様子を見て、横須賀新港へ17:20?。と、調整の結果、岸壁からの電灯艦飾の撮影へ。夜景撮影にはレリーズの使いやすいD100の出番だが、今日からは電子レリーズによりD200との連装。
18:00電灯艦飾点灯、18:08-18:37撮影終了。
徒歩でヴェルニー公園へ19:10。ここからの吉倉桟橋はワンカットで完了だ。19:25の横須賀線に乗ろうか迷ったが、19:30-19:42駅裏のポイントへ。19:50/19:55横須賀⇒田浦。20:06-21:07船越地区を長浦側から撮影。市営桟橋には、DDはつゆき型がいたと思ったが、電灯艦飾の気配はなかった。田浦側に回ろうか迷ったが、今日はこちら側で結了。小川さんの車で京急田浦付近へ送ってもらい、21:28/21:35?京急田浦⇒21:40/21:45金沢文庫・特急⇒泉岳寺⇒三田経由で撤収23:05着。遅い時間になると電車の接続も悪くなって帰着もかなり遅くなる。
撮影枚数は約700枚程度と控えめか。当然のことながら処理は完了せず2:50頃で一区切り。

陸上自衛隊 地上展示
人命救助システムT型、高機動車、除染車3形B、81式自走架柱橋、73式大型トラック、3・1/2水タンク車、浄水セット(逆浸透)、野外炊具1号、野外洗濯セット。
野外手術システム 手術車、手術準備車。
海上自衛隊 地上展示
野外浴場、災害派遣用移動ボイラ、災害救助コンテナ、レスキューキッチン K-1、仕出し カレー
陸上自衛隊 LST4002しもきた艦上展示
73式大型トラック、冷凍冷蔵車、3・1/2水タンク車、1/2t救急車、道路障害作業車、化学防護車、82式指揮通信車、96式装輪装甲車、軽装甲機動車、73式小型トラック、73式小型トラック。


1290w3 厚木航空基地〜相模湾 自衛隊観艦式 予行1(部隊訓練) SH60K空撮
平成18年10月22日 日曜 晴れ 厚木〜相模湾 10:00〜14:00
◎海上自衛隊 観艦式 予行1(部隊訓練) SH60K空撮
今日は、部隊訓練の取材へ。今回はヘリからの空撮。5:40起床。6:11西小山⇒6:24/6:28多摩川⇒横浜。確認を入れると「中止とは聞いていない」とのことなので、相鉄線で相模大塚へ。早いので徒歩で、が、徒歩なら隣の相模野の法が良かったようだ。7:28⇒7:50米軍正門前。8:30集合のはずだが気配がない・・・、確認を入れると「9:00じゃなかった?、8:30かぁ」とのこと。艦艇の取材の場合は例えキャンセルでも港が見えるのだが、ヘリ取材の場合、飛ばないとなると何にも見ないで終わるのが恐ろしい。
8:45入門。9:00前-9:40ブリーフィング。と、ターミナルには展示室があるので9:50-10:04見学。10:10集合で搭乗の服装に。10:30?ヘリへ、四番機はSH60Kの8408機で広い。エンジン始動し10:40ローター回転、10:49タキシング、10:52離陸10:57海上へ。洋上の視程は10km程度ということだが霞気味。11:10現場海面、観閲艦にヘリが飛来しているところだった。前回は悪天候のおかげで波切りはダイナミックで、艦上の人影も少なかったが、今回は甲板上がロシア艦波に茶色いと思えば毛布だった。
何やら、受閲部隊のコースを逆走するRO/RO船が一隻…。ヘリは観閲部隊、観閲付属部隊の周囲を数回旋回-11:24。11:32-11:38約10浬西の受閲部隊側へ移動した段階では、回頭が始まったところだった。観閲が始まる頃は距離をとる。12:10艦艇の観閲。12:40-反転。訓練展示時は更に距離をとると共に、旋回位置が限定される為に、撮影ポジションに戻る途上に訓練展示が進行してしまっているという状況だった。今回は全体の規模が縮小されている対策か、初日からフル展示らしい。13:28訓練展示終了を持って作戦終了、一路厚木航空基地へ、13:40海岸線を通過。寒川付近はパラグライダーが飛び回っている。13:47着陸。Tシャツを着込んで来たのだが、吹き込む風で冷える、というか、扉開放時、前方よりも後方は格段に風があって冷える。実働初日の空撮は、事前の動きを見ていないので不安要素も大きかったが、逆に全景が確認できて良いかもしれない。
撮影レンジは12-35mm(D100,約100枚)、28-80mm(D200,240枚)、100-300mm(D70,約600枚)。135-400mmは置いてきたが、視程があったので使えたかもしれない。撮影枚数もさることながら記録サイズをLにしているので、1.5GBを超える。
当初、このあと厚木基地のエンドとか、長浦へ帰港艦艇を追っかけに転進を企図していたのだが、天候も悪化しそうだし、撮影枚数も相当なので、撤収。


平成18年10月23日 月曜 小雨
◎一般公開: 横須賀(吉倉、船越、新港)、横浜(新港埠頭、大桟橋)、木更津、満艦飾/電灯艦飾

今日は、一般公開と電灯艦飾が実施されるのだが、とりあえず日中は別件。
と、午後、雨も上がって電灯艦飾へ行こうかと思ったものの、明日のほうが更に条件は良いと推定し、見送り。と、電灯艦飾の開始時刻18:00あたりから、普通の雨降りとなり、行かなくて正解。


平成18年10月24日 火曜 小雨
◎一般公開: 横須賀(吉倉、船越、新港)、横浜(新港埠頭、大桟橋)、木更津、満艦飾/電灯艦飾

今日は、一般公開と電灯艦飾が実施されるのだが、とりあえず日中は危機管理産業展へ。そのまま横浜の電灯艦飾へと思い、装備が重い。
と、雨も上がって調子よさそうに思えたが、風が強い。更には、雨も降り出したので、見送り。


1290w4 横須賀港〜相模湾 自衛隊観艦式 予行2(事前訓練) DD107いかづち航海
平成18年10月25日 水曜 雨/曇り 横須賀(吉倉)〜相模湾 7:30〜17:20
◎海上自衛隊 観艦式 予行2(事前訓練) DD107いかづち航海

今日は、予行2(事前訓練)の見学へ。5:46西小山⇒三田⇒品川・特急⇒汐入⇒7:25? 入門。今回、初日の訓練はヘリ取材だったので、乗艦は初日となる。今日は随伴艦DDG175「ちょうかい」に乗艦したかったのだが・・・、手続きの都合でDD107いかづちに乗艦、強く要望すれば対応も可能だったかもしれないが、この繁忙期に強いてお願いした成果が得られるかという問題もある。今回は取材枠は格納庫上に固定で選択の余地がない・・・。行進曲「軍艦」の演奏で出港。観閲艦へのヘリで(観閲官)乗艦の想定は、乗艦キャパシティ優先のためかヘリ甲板満載のためアプローチのみ。制形。12:10頃〜12:36 観閲。航空部隊は基本的にフル編隊。南向きでの観閲は、逆光で海面反射が凄い。登舷礼の敬礼は、本番ではないが実施。今回も、陸上自衛隊は、輸送艦「しもきた」の甲板上に、車両を並べての参加。反転時、後続の単縦陣は圧巻、「たちかぜ」なども観閲部隊の末尾へ続航。12:50〜13:26 訓練展示、5吋砲は、観閲艦に反航した艦のみ実施。ボフォースは実弾を射撃、水中爆発による衝撃の水圧が船体に響く。ミサイル艇と、LCACの高速航行も圧巻、かなり近く、100-300mmでも十分。US-1Aは、着水後速やかに離水。補給艦の給油展示や、護衛艦の甲板散水、IRフレアの展示で艦艇部隊の展示は終了。P3CのIRフレアの展示は、一斉に発射。P3Cの対潜爆弾投下は比較的低高度で実施。ヘリで(観閲官)退艦は、省略の模様。16:00頃着岸、16:20下艦。16:40出場。16:56自衛艦旗降下。17:47/汐入⇒横浜・快速特急⇒品川⇒で撤収。
撮影レンジは28-80mm(D200,300枚)、100-300mm(D70,約750枚)、135-400mm(D100,約370枚)。12-35mmも持ってきていたが、今日は天候もよく、望遠側の出番。

・在泊の船舶
(横須賀港)
港外: AOE423 ときわ
海洋科学技術センター: かいれい
米軍基地: CG67 SHILOH、SSN758 ASHEVILLE、LCC19 BLUE RIDGE、DDG54 CURTIS WILBUR(*I)、APL40, YRB30
吉倉地区: PG829 しらたか、PG826 おおたか、PG827 くまたか。ASY91 はしだて、LCU2002 輸送艇2号、YDT03。
DDG169 あさかぜ、DD129 やまゆき、DDH144 くらま、DDH142 ひえい。DDG170 さわかぜ、DD110 たかなみ、DDG168 たちかぜ、DDG176 ちょうかい、DD107 いかづち、DDG172 しまかぜ。YL119, YC09。
(*I):午前出港


1290w5 横須賀港 観艦式満艦飾、DE227「ゆうばり」DDG170「さわかぜ」見学、観艦式電灯艦飾
平成18年10月26日 木曜 晴れ/曇り 横須賀(吉倉、船越) 12:05〜21:30
◎観艦式満艦飾、DE227「ゆうばり」DDG170「さわかぜ」見学、観艦式電灯艦飾

今日は、横須賀の一般公開と、電灯艦飾撮影へ。西小山⇒三田⇒田浦。
まずは12:05?船越桟橋。公開艦艇はDE227「ゆうばり」のみだが、なかなかレアな船であり、この先の転進を考えればちょうどである。じっくり見るとなかなか良い時間になってしまう。
13:50?出場、続いて徒歩で、14:25田浦川へ。長浦市営桟橋、15:06マンションの裏山(安針台公園)を経由し、15:30入門、15:50吉倉桟橋へ。DDG170「さわかぜ」見学。今回は17:30までの公開なので16:55の艦旗降納の時間も見学できる。
さて、電灯艦飾の撮影へ。今回は、取材申請により、基地内からの撮影。
まずは18:06総監部屋上、続いて岸壁を経由し、18:25-18:50吉倉桟橋。そして19:15隊舎屋上。広報係長の車で19:43-20:37船越桟橋へ。そして20:44-21:23基地外からも撮影。早めに引き上げるつもりだったが、撤収を開始したものの、港から去らないうちに、21:30の電灯艦飾終了を見届けることとなった。
21:40/21:51京急田浦⇒横浜・特急⇒泉岳寺⇒三田経由で撤収。遅い時間になると電車の接続も悪くなって帰着もかなり遅くなる。

DDG169 あさかぜ、DD102 はるさめ、の電灯艦飾が実施されておらず残念だったが、係留替えに伴うものだったようだ。
前日、船越地区出港の艦に乗り切れなかった分が吉倉桟橋に回され、キャパシティが大きく出港時間が最後である「くらま」に乗艦することとなってスケジュールが押したため、同様の場合、予備となる艦にまわそうという事で急遽指定されたのが「はるさめ」のようだ。当初ここに係留されていたのは「やまゆき」だが、この艦は甲板散水を行うため、都合が悪かったのだろう。
この日「くらま」は800名の予定に対して1200名を載せたようで、そのためヘリ甲板が満載となったようだ。
船越地区で乗りきれなかった問題は、定員オーバーとも、時間切れとも言われる。
定員オーバーに対しては「どうして定員以上の券を配ったのか」という問題もあるのだが・・・。ただ、こういった場合、券の配布数と実際の来場数は一致しないのが通常で、キャパシティを活用するためには、定数以上の発券を行うのが普通である。もちろん、乗艦率の読み方が難しいところだが・・・。
一部のマニアは鬼の首を取ったように息巻くのだが・・・、仮に定員1000名乗艦率が90%だとして、1000枚のみ発行するのであれば、当選者1000名、乗艦者900名で、100名分余ってしまう。ここで、1100枚を発行すれば、当選者1100名、乗艦者990名で、10名分しか余らない。すなわち、10%もの多くが、参加の機会が与えられるということである。

・在泊の船舶
(横須賀港)
港外: AOE423 ときわ
船越地区: MST436 うらが、MST464 ぶんご。ASR403 ちはや、DE228 ゆうべつ、DE226 いしかり。DE227 ゆうばり。ATS4203 てんりゅう、ASE6101 くりはま(*)。MSC681 すがしま。MSC682 のとじま(*), MSC683 つのしま(*)。
田浦地区: 旧女川の客船 こうほう。MSO302 つしま。MSO301 やえやま、MSO303 はちじょう
長浦地区: DD122はつゆき(*)、DD123しらゆき(*)、DD129 やまゆき。
米軍基地: APL40, YRB30
吉倉地区: PG829 しらたか、PG826 おおたか、PG827 くまたか。ASY91 はしだて、LCU2002 輸送艇2号、YDT03、AMS4203 すおう(*)。
DDG169 あさかぜ、DD102 はるさめ、DDH144 くらま、DDH142 ひえい。DDG170 さわかぜ、DD110 たかなみ、DDG168 たちかぜ、DDG176 ちょうかい、DD107 いかづち、DDG172 しまかぜ。YL119, YC09。
(*):午後出港


1290w6 横須賀港〜相模湾 自衛隊観艦式 予行3(予行) DDH144くらま航海
平成18年10月27日 金曜 曇り/にわか雨/晴れ 横須賀(吉倉)〜相模湾 7:20〜17:00
◎海上自衛隊 観艦式 予行3(予行) 

今日は、観艦式予行の取材へ。少し早めての出動のつもりが…。5:10起床。5:46西小山⇒三田⇒品川・特急⇒汐入⇒7:20 入門。今日は観閲艦DDH144「くらま」に乗艦。まずはヘリ甲板で、9:00観閲官乗艦訓練。音楽隊による行進曲「軍艦」演奏で9:30出港、11:05-11:15ヘリで(想定)観閲官乗艦を撮影。12:00頃 制形。今日はCIWS甲板に布陣。12:10-12:37観閲。航空部隊の編隊は定数のようだ。南向きでの観閲は、逆光で海面反射が凄い。今回も、陸上自衛隊は、輸送艦「しもきた」の甲板上に、車両を並べての参加。反転時、後続の単縦陣は圧巻、「たちかぜ」なども観閲部隊の末尾へ続航。12:50-13:25訓練展示、ボフォースは実弾を射撃、水中爆発による衝撃の水圧が船体に響く。ミサイル艇と、LCACの高速航行も圧巻、かなり近く、100-300mmでも十分。補給艦の給油展示や、護衛艦の甲板散水、IRフレアの展示。飛行展示は逆方向で実施。US-1A離着水。P3CのIRフレア。P3Cの対潜爆弾投下。13:50-14:00ヘリで(観閲官)退艦。15:50?着岸、16:15?下艦。16:30出場。16:57自衛艦旗降下。
撮影レンジは28-80mm(D200,500枚)、100-300mm(D70,約600枚)、135-400mm(D100,約80枚)。

・在泊の船舶
港外: AOE423 ときわ
海洋科学技術センター: かいれい(*)
米軍基地: LCC19 BLUE RIDGE、DDG54 CURTIS WILBUR。APL40, YRB30
吉倉地区: PG829 しらたか、PG826 おおたか、PG827 くまたか。ASY91 はしだて、LCU2002 輸送艇2号、YDT03。
DDG169 あさかぜ、DD102 はるさめ、DDH144 くらま、DDH142 ひえい。DDG170 さわかぜ、DD110 たかなみ、DDG168 たちかぜ、DDG176 ちょうかい、DD107 いかづち、DDG172 しまかぜ。YL119, YC09。
(*):午後出港


1290w7 横須賀港 観艦式満艦飾、PG829「しらたか」DDG168「たちかぜ」AS403「ちはや」MST464「ぶんご」見学、観艦式電灯艦飾
平成18年10月28日 土曜 曇り 横浜(新港)、田浦、横須賀(吉倉) 12:10〜21:30
◎観艦式満艦飾、PG829「しらたか」DDG168「たちかぜ」ASR403「ちはや」MST464「ぶんご」見学、観艦式電灯艦飾

今日は、満艦飾/電灯艦飾を見に出動。
さすがに連日でへばっていて出遅れて、西小山⇒三田⇒汐入、12:10入門、12:30吉倉桟橋。
まずは12:45-13:40 PG827「くまたか」を見学。時間が押したので14:04-14:25 DDG168「たちかぜ」を簡単に見学。
逸見⇒京浜田浦、15:12入門、船越岸壁では、シャトルバスで移動。まずは15:25-16:30 ASR403「ちはや」見学、ちょうど警戒艦艇が出港するので、16:00 ASR403「ちはや」の艦橋ウイングで撮影。
続いて16:33-17:12 MST464「ぶんご」見学。16:56国旗降納、満艦飾用具収め。17:30出場。
続いて18:00-電灯艦飾の撮影へ。徒歩で、18:55-19:40長浦市営桟橋、小川さんと合流し、20:06マンションの裏山へ。と、雨がポツポツ降ってきた。ということで、21:00撤収。今日は電灯艦飾終了時刻には電車に乗れていた。
21:20?京急田浦⇒金沢文庫・特急⇒三田経由で撤収。遅い時間になると電車の接続も悪くなって帰着もかなり遅くなる。

・在泊の船舶
(横須賀港)
船越地区: MST436 うらが、MST464 ぶんご、DD129 やまゆき。ASR403 ちはや、DE228 ゆうべつ、DE226 いしかり。DE227 ゆうばり。ATS4203 てんりゅう、ASE6101 くりはま(*)。MSC681 すがしま。MSC682 のとじま, MSC683 つのしま。
田浦地区: 旧女川の客船 こうほう。MSO302 つしま。MSO301 やえやま、MSO303 はちじょう
長浦地区: DD122はつゆき(*)、DD123しらゆき(*)。
米軍基地: APL40, YRB30
吉倉地区: PG829 しらたか、PG826 おおたか。ASY91 はしだて、LCU2002 輸送艇2号、YDT03、AMS4302 すおう。
PG827 くまたか、DDG169 あさかぜ、DD102 はるさめ、DDH144 くらま、DDH142 ひえい。DDG170 さわかぜ、DD110 たかなみ、DDG168 たちかぜ、DDG176 ちょうかい、DD107 いかづち、DDG172 しまかぜ。YL119, YC09。
(*):午後出港


1290w8 横須賀港〜相模湾 自衛隊観艦式 DD107いかづち航海
平成18年10月29日 日曜 曇り/晴れ 横須賀(吉倉)〜相模湾 7:35〜17:20
◎横須賀港〜相模湾 自衛隊観艦式 DD107いかづち航海

今日は、観艦式の取材へ。4:50起床。5:19西小山⇒三田⇒品川・特急⇒6:43汐入、6:55?入門。今日は先導艦DD107「いかづち」に乗艦。8:00自衛艦旗掲揚。8:30出港。11:10遠方ではヘリで観閲官乗艦。12:00頃 制形。12:10-12:30観閲。天候不良のため航空部隊はすべてキャンセル。当初の天気予報では天気は悪いはずだったが日が差して、南向きでの観閲は、逆光で海面反射が凄い。今回も、陸上自衛隊は、輸送艦「しもきた」の甲板上に、車両を並べての参加。反転時、後続の単縦陣は圧巻、「たちかぜ」なども観閲部隊の末尾へ続航。12:50-13:12訓練展示、ボフォースは実弾を射撃、水中爆発による衝撃の水圧が船体に響く。ボフォース発射のカウントダウンを頼りにしていたら、5・4・3・2で発射されたが、距離が700m程度あれば音の伝播速度を勘案しなければならなかったわけだ。
ミサイル艇と、LCACの高速航行も圧巻。補給艦の給油展示や、護衛艦の甲板散水、IRフレアの展示。ヘリで(観閲官)退艦。艦上では、手旗やラッパなどの展示。16:00?着岸。16:10?下艦。出門時、支援輸送のヘリが3機飛来して16:28-16:50離発着。
17:14/安針塚・途中から快速特急⇒三田経由で撤収。

・在泊の船舶
(横須賀港)
港外: AOE423 ときわ
米軍基地: LCC19 BLUE RIDGE、DDG54 CURTIS WILBUR。APL40, YRB30
吉倉地区: PG829 しらたか、PG826 おおたか、PG827 くまたか。ASY91 はしだて、LCU2002 輸送艇2号、YDT03、AMS4302 すおう。
DDG169 あさかぜ、DD102 はるさめ、DDH144 くらま、DDH142 ひえい。DDG170 さわかぜ、DD110 たかなみ、DDG168 たちかぜ、DDG176 ちょうかい、DD107 いかづち、DDG172 しまかぜ。YL119, YC09。
(*):午後出港


作戦終了
一週間を超える作戦が、怒涛のように流れていった。正直言って、シンから疲れ果ててしまった。と言うより、体力の限界がちらつく状態。写真も約8000枚写してしまった。さすがに3回も乗艦すると、往復の航海は飽きてくるが、艦の航行序列により、写せるものが変化するので、出来る事なら、下見、観閲艦、先導艦、受閲部隊旗艦、観閲付属部隊、外国人招待艦、甲板と艦橋上、取材ヘリ、と乗りたかったところだが、欲を言えばきりがなく、大満足の観艦式週間だった。写真の結果も、枚数の割にはイマイチだが、要所はそこそこ押さえられているようだ。しかし、未処理のデータ目の前に、呆然とする日々、整理ははかどらない。


観艦式乗艦のポイント
観艦式乗艦のポイント
全般:
・前方の艦は、反転時、後続艦の単縦銃陣を撮れる。出来るだけ低い位置。
・部隊訓練は、航空部隊を中心に、間引き。
・海上保安庁からの参加は、予行と本番のみ。
・本行以外は、受閲艦にも、一般客が乗艦見学する。
・雨などの悪天候時は、甲板上の一般客は少ない。
観閲の時: 観閲部隊は北を西進、受閲部隊は中央を東進、観閲付属部隊は南を西進。
・航空機は、ほぼ観閲部隊の直上を飛行。
・観閲の時、観閲部隊から、受閲部隊は、登舷礼が見えるが逆光(艦は真っ暗)、付属部隊からは登舷礼が見えないが順光(鮮やか)見通しの良い日は富士山をバックに艦が映える。
・付属部隊は、観閲部隊の艦と受閲航空機を重ねられる。
・本行観閲時の敬礼は。観閲艦と、直後の艦に対して実施。
・付属部隊は、観閲時に、乗員が登舷礼配置につく。
・付属部隊は、観閲が完了しないうちに、反転に備えて、左一斉回頭をかけて、間隔をとる。
・観閲艦基準の動作なので、後方の艦は、艦艇の観閲と、航空機の観閲が重なる場合がある。
訓練展示: 訓練展示部隊は北を西進、観閲部隊は中央を東進、付属部隊は南を東進
・訓練展示は、観閲部隊からは正面、付属部隊からは観閲部隊越しとなるが、多少遠目でも、間隔が十分有るので、重ならなければ何とか見える。
・5吋砲発射、ボフォースは、隊列中央の艦が良い。
・潜航浮上は、隊列前方の艦が良い。
・ヘリ発艦は、風向き次第で、発艦する艦が良い場合もある。
・US-1A離着水は、風向きと天候次第。隊列中央の艦が無難。
・対潜爆弾投下は、全艦ほぼ同じ。


参考
海上自衛隊 平成18年度観艦式
2006.10.20-29 1290 観艦式週間


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新規作成日:2006年11月18日/最終更新日:2006年11月18日