潜水艦救難艦 ASR402 ふしみ 型
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支援艦
AUXILIARY SHIP
潜水艦部隊が元気に活躍できるのは これら支援艦の存在あるがため
潜水艦救難艦
SUBMARINE RESCUE SHIP
幸いにも事故救難の実践なく 新造艦と交代
潜水艦救難艦 ASR402 ふしみ (ASR402ふしみ型)
海上自衛隊初の潜水艦救難艦として建造された、初代「ちはや」に続いて建造された。
レスキューチェンバーを装備し、海中の事故潜水艦の直上海面に位置して、ブイにより洋上で定位し、乗員の救助に当たる。救助された乗員は、必要に応じて艦内の減圧室で数日間を過ごし、潜水病の防止治療に当たる。
レスキューチェンバーは、釣鐘状の対圧カプセルで、潜水艦の脱出ハッチに接続し、乗員を乗り移らせ、海面上へ引き上げ、救助する。
「ちはや」の就役に伴い退役した。
艦名は、名所旧跡(城)の名称から、「伏見城」に因んで命名されている。
ASR とは Submarine Rescue Ship の略号。
同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
潜水艦救難艦 ASR402 ふしみ 昭和45年2月10日 住友浦賀 S42 2000.3.24
基準排水量:1430t / 満載排水量:1950t
主要寸法 全長76m×幅12.5m×深さ6.7m×喫水3.8m
主機:ディーゼル2基1軸, 出力:3000PS, 速力:約16kt
船型:平甲板型, 乗員:約100名
主要装備:レスキューチェンバー:1基, 深海潜水装置:一式
参考
潜水艦救難
新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2002年5月10日