中東戦争
第一次中東戦争
1948(昭和23)年〜1949(昭和24)年
第1次中東戦争 パレスティナ戦争(パレスチナ戦争)
イスラエル共和国建国をめぐるイスラエルとアラブ諸国の戦争
1947(昭和22)年国連はパレスティナの委任統治廃止し、ユダヤ、アラブ両民族への領土分割を決定
1948(昭和23)年ユダヤ人はイスラエル建国を宣言したが、アラブ諸国はこれに反発 戦争となる
米英の支持を得たイスラエル軍がアラブ連合軍を破り、1949(昭和24)年、国連仲介ので休戦した
第二次中東戦争
1956(昭和31)年
第2次中東戦争 スエズ動乱
イギリス・アメリカ両国のアスワン・ハイダム建設援助計画撤回を機にエジプトのナセル大統領はスエズ運河国有化を宣言
これに反対するイギリス、フランス、イスラエルが出兵したが、国連の停戦決議やソ連の警告など国際世論に押され1957(昭和32)年完全撤兵した
第三次中東戦争
1967(昭和42)年
第3次中東戦争 6日戦争
アラブ諸国とイスラエルの間に起こった戦争
1966(昭和41)年シリア革命により左派政権が誕生したことでアラブ民族主義が高まりをみせた
これを警戒したイスラエルは1967(昭和42)年6月イスラエルは奇襲攻撃を開始
イスラエル空軍の制空権のもとで、イスラエル機甲部隊は快進撃を見せ、1週間でシナイ半島全域のアラブ連合(現エジプト)領、エルサレムを含むヨルダン領、シリア国境地帯を占領
米英の支持を受けたイスラエルは国連の仲介解決案を拒否、アラブ諸国もソ連等の支持の下に結束して反撃態勢をとる
これ以後小規模な武力衝突が続く
第四次中東戦争
1973(昭和48)年10月6日〜10月23日
第4次中東戦争 10月戦争
Yom kippur war
エジプトとシリアがイスラエルを攻撃
エジプト陸軍歩兵部隊のソ連製対戦車ミサイルによるイスラエル戦車部隊の撃破など、開戦当初はエジプト軍優勢であったが、戦争後半にイスラエル軍が反撃、激戦が展開された
10月23日停戦
この戦争は、アラブ産油国のによる石油戦略の援護により、政治的にはアラブ側の勝利に終わった
⇒ 中東戦争
⇒ エイラート事件
新規作成日:2002年2月25日/最終更新日:2002年2月25日