警察を舐めきったローソンと、ローソンに舐められた警察

2004.2.19 16:30頃、情けない光景を見た。
場所は警視庁荏原警察署管内の東急目黒線武蔵小山駅、武蔵小山商店街入り口のロータリー付近。
ミニパトが止まっていて、女性警官2名が違法駐車の取締りをやっていた。
と、その直後には、ミニパトと反対向きに、ローソンのトラックが止まっている。
道幅は約8mで、一方通行ではない。
荷役のための駐車はよいとしても、右側駐車はまずいだろう。
しかも、交差点の角に接する部分である。

女性警官2名に言ったら、「後から来たんでしょう、私たちが来たときはいなかったから」と、別の駐車違反にかかりきりだ。

「後から来たなら、パトカーを無視して、舐めているということだが」というと、女性警官は、「そうなんですよねぇ」と感心するが、注意しようとはしない。

後から来たとすると、ミニパトがいることを承知の上で右側駐車をしているわけだ。
右側駐車が違法行為ということを知らないわけではなかろう。
警察官が現認しながら注意をしないということは、容認したということだ。
それが日常のことであれば、ミニパトがいても、道路交通法の右側駐車禁止の規定は効力を有していない。

レッカー移動も仕事だろうが、更に質の悪い違反を現認し、また、市民から指摘を受けたにもかかわらず、何の注意もしないことは問題だろう。
2名もいれば、1名が注意に行くことは可能だし、レッカー移動が2分程度滞っても、どれほどの問題があるのだろうか。

むしろ、恒常的な違反車輌を、放置しておくことのほうが問題だ。

警察官の目の前で、違反行為が行われるという。
これは、警察官が立ち寄っている銀行等で、強盗が入っても、ほってあるのと同じだ。
立ち寄ることが目的ではなく、治安維持に当たることが目的だ。
パトカーが違反の抑止効果を持たないほど情けないことはない。

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新規作成日:2004年2月19日/最終更新日:2004年2月19日