沖縄県民投票(2月24日)辺野古の埋め立て新基地建設反対の抗議行動 /写真ルポ:藤田観龍 2019.3.8掲載

沖縄県名護市辺野古の米軍の新基地埋め立て 建設を問うた沖縄の県民投票(2月24日)では新 基地反対に72%、43万票、有権者の4分の1超 の県民の意思が示された。政府は沖縄県民の 反対の民意を投票の翌日の25日早朝から、米 軍キャンプ・シュワブのゲート前に埋め立て反対 の抗議の座り込みの住民を県警の機動隊が排 除して基地ゲートから砂利やコンクリートミキ サー車300台を超える強行工事を平然と続けて います。
住民は舟の平和丸などで海上からも埋め立て に抗議しました。護岸工事の大型クレーンに吊 り上げられたコンクリートのブロックを次々に投 下し強行工事に怒りました。
辺野古の大浦湾側の海は最深90bの軟弱地盤 が有り地盤沈下で工事は技術的にも不可能と いわれています。地盤改良の砂杭を7万7千本も 打ち込まなければなりません。国内では経験の 無い不可能な工事です、直ちに辺野古の埋め 立て中止が求められています。
  * 2月23日〜26日 藤田観龍

▲ 県民投票の前日23日、那覇市真嘉比交差点で基地反対を訴える人々。

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▲県民投票の呼びかけをする(ハワイ在住、日系4世)ロバート梶原さん (米国のホワイトハウスの請願サイトで辺野古の基地建設反対・電子署名活動の呼びかけ人)。
/写真右は、那覇市の県民広場前で県民投票で埋め立て反対に○を呼びかける行動(2月23日)。


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▲『辺野古』県民投票の会の元山仁士郎代表は開票で県民の埋め立て反対が 多数になり勝利の会見をする。沖縄県那覇市古島の教育福祉会館で2月24日夜
写真右は辺野古の護岸工事に抗議舟の平和丸で。2月25日。


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▲辺野古集落の辺野古漁港・海岸の工事反対の座り込みテント。

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▲辺野古のキャンプシュワブのゲート前で抗議の座り込みの人々を県警の機動隊が 手荒に高齢者を排除する。2月25日。

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▲埋め立ての砂利などを積んだダンプカーの行列に抗議。ゲート前2月25日

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▲辺野古の海は珊瑚礁の美しいところ。

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▲辺野古の美しい海に埋め立て工事のクレーンが土砂やコンクリート護岸工事を強行する。
ご参考:辺野古ドローンプロジェクト製の説明写真

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