アドラー心理学との出会い。

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<カウンセラーを目指したきっかけ>


そんなこんなで、アドラー心理学を本格に勉強してみたい&せっかくならカウンセラーの資格も取りたいと考えていて、ネットを検索していたら、、、


今私がアドラー心理学を学んでいる「ヒューマンギルド」のHPを見つけて、恩師の岩井先生と出会ったのも、このころです。

ちょうどホームページを見ていたら、カウンセラー養成講座があるのを見つけて、いろいろ勉強したいと、通いだしたわけです。



まあ、そこからがまた長い道のりでしたが(笑)



あのころは若かった!?

平日は保育士の仕事を、夜間保育園でしたので、24時間体制で毎日違う時間にこなしつつ、夜はホームページ作ったり、ゲームしたり本読んだり。

土日は、出勤がなければボランティアか研修か、山にバイクで一人ツーリング(主に奥多摩か温泉)。

夜勤明けも、バイクでいろいろなところに出かけていましたね〜。


いつ寝てるんですかと、今も言われていますが、あのころの方が寝てなかった気が。。。
(けどハードワークとストレスとで20キロ増えましたが(苦笑))




話を戻すと最初は、ベーシックコースを受講して、基礎理論の勉強をしました。
(2003年の6月くらいだったかな。)

とってもおもしろかったのですが、一番最初に受けたので、今の色々わかっている状態で、もう一回きちんと理論を受けたいと思いつつも、なかなか時間の取れない今日この頃。



そして、つぎに、実技講座でもあるSMILE(愛と勇気づけの親子関係セミナー)を受講しました。
(これが夏頃。)


まあ、どちらも、養成講座を受けるのに必修だったので、親子関係は関係ないよな〜と受けたわけですが、とてもよかったので、先に講師の資格を取ってしまっていますが(笑)
(この辺で秋くらいですね。)


そして、ようやくカウンセラー養成講座を受けました。
(2004年の4月)

この辺からはホームページで日記を書いていたので、ちょこっと感想残ってます。



隔週で土日が4回の8日間あるのですが、そのあとにカウンセリングのさまざまな知識や技術を学びました。

そして、最後に試験があるのですが、それを受かったら晴れてカウンセラー、、、とはならずに、より実践的な勉強ができるようになるわけです。


養成講座を卒業して、100時間以上カウンセリング演習など、勉強&実戦訓練を積んで、ようやく実技試験が受けられるようになります。


実技試験までは早かったんですけどね〜。

ほぼ毎週末勉強してましたから、100時間とるまで半年でした。



けれども、そこから、試験に落ちること5回!?

いや〜、おかげで非常に鍛えられました。


いっぱい勉強しなくちゃいけなかったり、試験が難しいのは大変ですけどね〜。

けれども、それはとても大切なことかなと思います。
(あ、受かる人はちゃんと!?1回で受かっていきますよ〜)




「心理」と「福祉」と「医療」と「臨床」と「保健」と、、、

心の問題というのを扱う人たちには、色々な種類があって、同じ人に対してでもそれぞれアプローチが違ったりします。



資格でいっても、精神科医、臨床心理士、精神保健福祉士、保健師、産業カウンセラーやその他色々な民間カウンセラー、など等いろいろあるんですよね。

(意外なところで、占い師なんてのも、この分野に近い人も多いです。)




今のところ、カウンセラーは国家資格ではありません、あくまでそれぞれの団体が認定している民間資格です。

なので、結構簡単に、受講だけすれば資格が取れるカウンセラーもありますが、資格だけほしい人にはお勧めでしょうが、一番大事なのはクライエントに対応できる、知識と技術を得ること。

資格よりも、カウンセラーの能力や人間性の方がはるかに大事なんですよね。



というのも、カウンセリング、カウンセラーという仕事は、人の人生を左右したり、下手すると対応次第で相手が死ぬこともあります。

(まあ、そこまで重いケースだと、病気だったりしますので、厳密にいうとカウンセラーの対応範囲ではないですが)



だって、心の問題や心の傷は目に見えないけど、見えるものに例えるとしたら、、、

ざっくりと腕を切るけがをしたとき、1週間勉強してちょこっと縫ってみた人に処置されるのと、しっかりと学んで、何度も実際の場面を見たりやった人に処置してもらうのは、どちらが安心&結果がどうなるでしょう?


自分のために、カウンセリングを勉強するのは、ちょっと学ぶだけでもすごく役立ちます。


ただ、人のため、仕事となると、結構な覚悟をしてほしいな〜と思います。



とっても大変だし、責任ある仕事なんですよね。

その分、やりがいはあるし、楽しい面もあります。


この辺保育に通ずるものもありますね。



本の紹介していくと、大量にあるので、良かったのをいつか紹介してみますかね。







ちなみに、勉強全般そうですが、心理学系は時間もお金もかかりますからね〜。

馬鹿みたいに高いのとか、変なシステムのものや、困ったものに引っかからないように注意は必要ですが、、、

最初は一つの理論をじっくり学んで、ある程度マスターしてから他の理論や流派を学んでいくと、理解も深まるし、それぞれがすごく活かせますね。