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「第3話」コピー機事情

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コピー機事情

1969年、卒論のため研究室に入りました。図書館には既にゼロックスコピー機がありました。その当時、コピーを取ることを”ゼロックスする”と言いました。英語でも、そういう意味の動詞がありました。コピー1枚50円だったと思います。当時、食パン1斤50円、岩波文庫が☆1つあたり50円、週刊朝日が70円。それから考えると、コピー料金はずいぶん高かったものです。

当時、ゼロックス以外にも、いろいろなタイプのコピー機があって、それらは感熱紙を使ったもので、ゼロックスでコピーしたように見えるものもありました。値段は10円か15円で、いづれもゼロックスより安かったのですが、感熱紙なので、少し匂いがありました。リコーの用紙が割と好きな匂いでした。

昭和20年代にはコピー機などなかったので、重要な論文は図書館へ行ってノートに手書きで写したそうです。その際、特に重要と思われる部分はイタリックで書くなど、単に書き写すだけでなく、それなりの工夫があったそうです。当時、指導教授からその話を聞いて、”隔世の感があるな”と感じたのを記憶しています。

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