特に変わった記述法を取っているわけではありません。いや、むしろ大多数と同じようにソースを記述するように心がけました。下記に示すのは、特に留意してこの講座用のソースを作成した点です。
1.自分にとって見やすい:色界に住むものは、変壊質礙する。要は、書いた自分も忘れてしまうので、自分からも見やすくということです。
2.他人から見やすい:付和雷同と非難され、ポピュリストと嘲られる可能性はゼロです。人の真似をしましょう。プログラムを分割して共同で作成する時、自分の手を離れて他者が保守しなければならない時、自分流の”作法”では他人に受け入れられません。
3.コンパイラから見やすい:切り出した後のトークンをコンパイラは解析します(トークンの取り出し)。コンパイラから見ても明確な表現でなければ、警告やエラーが出たり、最悪、何の兆候もなくプログラムが暴走します。例えば、”a = b+++++c;”は文法的には正しくても、自分も、読んでくれる人も、コンパイラをも困惑させます。
少しの手間は惜しまず、上記の心得を順守すると、ソースを解読する際のイライラが少なくなり、しかも、バグが入り込む隙を低減できることが期待できます。
提供:C言語講座−それ自体コンパイルできる教材を使った講座です−
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