580 東京港 SAEBADA、DONG BAEK 出港

580 東京港 観測記 平成11年7月3日 土曜 9:45〜10:20

今日は、韓国の練習船の出港を見に、品川へ。両船は、6/29と6/30に相次いで入港しているのだが、そうちまちま出動できない。出港は、2隻とも7/3出港と言うことなので、これにかけていた。
が、天候も危ぶまれ、やはり真近かでゆっくり見たいので、7/1に晴海で見学。ちょうど両船とも、好意的な船員がおられ、歓談。韓国と言うと、かの国の世論としては償いとか色々騒がれているようで、その面では馴染めないが、こうして親しく歓談できると、友好的雰囲気が盛り上がるものだ。
果たして本日、朝から土砂降りの雨とか止み間とか。出港時のポイントは、晴海、レインボーブリッジ、品川、潮風、大井、城南島、などが有るが、この天候では車で待機する所が望ましい。で車で出動。クラッチ交換を終えたばかりで慣熟走行。9:20(67230km)⇒9:40?品川埠頭。果たして2隻は岸壁に居たが、一時橋の向こうが全く見えないほどの土砂降りに見舞われる。9:45 SAEBADA離岸。この頃も晴海埠頭は土砂降りの模様で布陣位地の選択は正しかったようだ。離岸作業はのんびり模様で、静々と出港していった。続いて DONG BAEK(冬柏)、自力で離岸、静々と出港していった。10:13作業完了。両船とも、長さが100mないので、100-300mmレンズ一本で作業完了。雨も降るので、そのまま撤収。⇒11:00駐車場(67247km)

SAEBADA [サケルエル] 海鷹丸(東京水産大学)相当の漁業練習船
長さ81m 2275Gt 慶尚大学校(KYUNGSANG) 海洋科学学部
今次航海:TONGYEONG(韓国)⇒東京・晴海⇒青島⇒(韓国)
船名は「新しい海」の意味らしい。川崎重工建造で30年も前の古い船だとしきりに恐縮していた。目下設計中で、来年代替えらしい。パソコンデータの画像を印刷してくれていたが、マシントラブルで今日はアウト、帰国後メールしていただく事に。
歓談の結果わかった事だが、晴海埠頭の予定表、両船の情報がごっちゃになっていた。

DONG BAEK(冬柏) [オソケ] 神鷹丸(東京水産大学)相当の漁業練習船
長さ70m 1424Gt 麗水大学校(麗水国立水産大学校)
今次航海:麗水YEOSU(韓国)⇒東京・晴海⇒香港⇒上海⇒麗水YEOSU(韓国)
パンフは残り1部なので見せていただくだけだったが。船名は学校の所在地 麗水(YEOSU)の花「冬柏」に因んでいる。他に小型の漁業練習船(小型トロール、小型かつお)が数隻あるようだ。「日本は海に囲まれ海洋国家として海や船への造詣が深い」「韓国では海や船はほとんど理解されない」と話されたことが印象に残る。


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新規作成日:1999年7月3日/最終更新日:1999年7月17日