Jpn 海上自衛隊 創設50周年記念 国際観艦式 JpnE

*現在、詳細情報鋭意更新中*


海上自衛隊は、その前身の海上警備艇創設から50周年となる今年、これを記念して、諸外国の海軍艦艇を招き東京湾で海自初の国際観艦式を実施する。
日程は10/10-10/14、方式は碇泊観艦式、海域は東京湾羽田沖の見込み。
参加艦艇は、海上自衛隊の他、関係各国海軍艦艇、約15ヶ国20隻を含む50隻前後、海自航空機10数機を想定している。
関係各国海軍には、目下調整中であり、日本側によるオフィシャルな発表は、秋まで無い模様。

国際観艦式は、我が国では、戦前、戦後を通じて初めて実施される行事です。

なお、行事日程は、次のとおり。
10月10日(木) 参加艦艇集結完了
   11日(金) 事前研究会、レセプション、前夜祭
   12日(土) 予 行 13:00-15:00
   13日(日) 国際観艦式 11:00-13:00
   14日(月) 予備日、市中パレード、軍楽隊演奏会(横須賀) 18:00-20:00

一般向け内容としては、次のとおり。
10月11日(金)09:00〜15:00 艦艇一般公開  横須賀・横浜・木更津・晴海
10月12日(土)13:00〜15:00 観艦式予行   横須賀・横浜・木更津・晴海より出港
10月13日(日)11:00〜13:00 観艦式     横須賀・横浜・木更津より出港
10月14日(月)09:00〜15:00 艦艇一般公開  横須賀・横浜・木更津・晴海
         11:00〜12:00 軍楽隊パレード 横須賀
         18:00〜20:00 軍楽隊演奏会  横須賀芸術劇場


2002.8.27海自のHPでの公式発表。
第8回西太平洋海軍シンポジウム及び国際観艦式等の実施について
http://www.jda.go.jp/JMSDF/news/02news/1408271.html
乗艦券などの申し込みは
http://www.jda.go.jp/JMSDF/zmoushikomi/newpage12.htm


観艦式応募要領
往復はがきに次の事項を記載して応募する
9月20日(金)までに必着
(1) 往信(表)
   238−8799
   神奈川県横須賀市田浦郵便局留
   横須賀地方総監部
   国際観艦式支援室 行
(2) 往信(裏)
   1 住所・郵便番号
   2 氏名
   3 年齢(満6歳以上)
   4 乗艦希望日
   5 乗艦希望場所
    (晴海は12日のみで、13日は招待者のみ?)
(3) 返信(表)
   応募者の住所・氏名を記載
(4) 返信(裏)
   何も記載しない(当選等の印刷がされます)

* なお、当選はがき1枚で、ひとりの乗艦券となる
  乗艦予定者数は2500名程度



海上自衛隊 創設50周年記念 国際観艦式 参加艦艇
海上自衛隊 創設50周年記念 国際観艦式 参加外国艦艇
参加が予想される海軍、艦艇。このうち13ヶ国程度が見込まれている。★印は、当方独自情報により、推定要素のあるもの。
参加が予想されない海軍、艦艇。

外国の観艦式への海上自衛隊の参加
海上自衛隊の艦艇は、これまでに数回外国の観艦式に参加しています。

今回の観艦式の方式

今回は、碇泊式とされている。
例年、海上自衛隊で実施されている方式は、航行式で、観閲部隊、受閲部隊が洋上で反航するものであるが、この方式は、艦隊航行錬度に高いものが要求され、各国を招待する今回の場合、訓練期間なども含めて困難であり、碇泊式とされたようだ。

では、実際どのようなものになるのだろうか。
まだ、公式な発表もなく、部内でも議論がなされている途上のようである。

イギリスで2001年に実施された、潜水艦観艦式の場合、各国潜水艦は岸壁に繋留され、観閲官が岸壁を移動しながら観閲する方式が取られている。

今回、晴海沖と言う表現が、当初からされている。
この場合、晴海埠頭のバースに艦艇を繋留したまま、観閲艦が晴海沖を航行しながら観閲すると言う事も可能性としては残る。
岸壁繋留でないまでも、晴海沖に錨泊させるのもない話ではない。
これは、一つには、招待艦艇の事故を最小限に押さえる意味もあろう。
ただ、晴海埠頭前面海域では、余りにも狭すぎる。
観閲艦の航行には、タグの支援が必要となろう。

とすれば、東京港の航路を利用し、碇泊並びに航行観閲させるものも考えられる。

私としては、例年、海上保安庁観閲式が行われている羽田沖海面あたりでの実施を想定しているのだが。


参加艦艇はどのようなものになろうか。

一つは、訓練航海を兼ねた、練習艦船。既にチリのエスメラルダなどが上がっているようだ。
また、今回の為に、部隊より派遣するものもあろう。
この場合、インド、パキスタンなど、緊張が続く国々では、派遣が困難になるかもしれない。
一説には、兵器産業の見本市を兼ねた動きもあるようだ。
艦艇は、そのものが高精度な、工業製品であるから、搭載兵器を含めて、強力なショールームとなる。
兵器輸出国としては、最有力な「商品」を持ってくる事も考えられる。


海上自衛隊の観艦式
自衛隊の観艦式は、現在3年に一度、自衛隊記念日行事の一環として、秋頃に実施されています。前回は、平成12年10月に相模湾で実施されました。観艦式では、陸海空3自衛隊の長である内閣総理大臣が観閲官として観閲艦に乗艦し、海上自衛隊の艦艇と航空機を観閲します。そして、実施期間中には、艦艇の一般公開や演奏会、電灯艦飾が行われます。
観艦式においては、通常移動方式(参加艦艇が観閲部隊と受閲部隊に分かれ、航行しながらすれ違い、観閲及び訓練展示を行う方式)がとられています。
本年度は、海上自衛隊創設50周年記念ということで、記念行事の一環として、国際観艦式を行います。外国から艦艇を招き観艦式を行うのは、我が国にとっては初めての行事となります。また、例年と違い、今回は停泊方式の観艦式であり、受閲部隊艦艇は、実施海面まで移動した後に、停泊したまま観閲を受けることとなります。

海上自衛隊観艦式の歴史
海上自衛隊の観艦式が初めて実施されたのは、海上自衛隊が誕生して3年目の昭和32年10月2日でした。場所は東京湾の羽田沖、参加艦艇32隻、航空機49機でした。式は停泊方式で行われました。
第2回観艦式は、昭和35年11月2日、第3回観艦式は昭和36年11月2日に同じ場所で実施されています。この第3回観艦式に初めて移動方式の観艦式が実施されました。その後、観艦式は、博多湾や伊勢湾、佐世保沖など、場所を転々とし、また方式も移動であったり停泊であったりと、年により変わっています。また、昭和49年のオイル・ショック以降しばらく観艦式は中止されていましたが、昭和56年以降、現在のように、自衛隊記念日行事として3年に一度の観艦式を実施しています。

観艦式の歴史

これにあわせて、総務省郵政事業庁(旧郵政省)から、記念切手も10/1に発行される。
2002年国際観艦式記念80円郵便切手


また、海上自衛隊は、海上自衛隊創設50周年記念事業の一環として、記念式典を実施している。
1.目 的
先人の業績を顕彰するとともに、隊員のより一層の使命の自覚及び士気の高揚を図る。
2.日 時
14.4.26(金) 1345〜1438
3.場 所
海上自衛隊第2術科学校
4.執行者
海上幕僚長
5.関連行事予定
1300〜1305 出迎え、栄誉礼
1306〜1316 記念植樹
1345〜1438 記念式典
1455〜1615 祝賀レセプション



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新規作成日:2002年5月13日/最終更新日:2002年9月1日