三国志の軍船

水軍

「楼船」や「闘艦」、「艨衝」や「走舸」など、細分化すれば十種類前後の軍船が存在していたようだ。船の形は今日でも使われている「ジャンク」であると思われる。「ジャンク」とは船底が平べったい、竜骨を備えていない船で、波の穏やかな河川や湖に向いた船である。(明の鄭和のように外洋航海を行った例もあるが、やはり外洋の荒波には向いていないというべきであろう)竜骨がないというのは、船体の強度に欠けるという事であり、衝角戦法などは取らず射撃・斬り込み戦が主体であったと思われる。


軍船



陣形

前方に斥候を配置し、敵情を探る。
先頭に艨衝、その側面に先登を配置し、先鋒とする。
楼船を主力に、露橈が周りを固める。
赤馬は後方に控えている。

Pict_0911.

凡例
Pict_0910.

戦法



白村江の戦い
明の軍船
艦隊陣形
中国古代の艦載兵器


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新規作成日:2002年2月12日/最終更新日:2007年2月11日