航海灯
船舶は、夜間、灯りを点けて航行します。
航海灯とは、法律に定められた明るさ,色を有する灯りです。
船は、その灯りにより自船の向いている方向,船の種類を他船に示します。
航海灯の色や数でどんな船がどちらの方向から来るかが分かるのです。
50m以上の動力船(エンジンにより推進する船)の場合の航海灯の配置。
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50m以上の動力船は、マスト灯2個,右舷灯,左舷灯,船尾灯を点けなければなりません。
マスト灯は図のような配置で船の長さ(50m以上)を示し、真正面から見ると縦一線に並んで見えますが、左右どちらかに向いていると縦に並ばないため船の進行方向が分かります。
右舷灯は緑色で、右舷側(船の右側)についており、
左舷灯は赤色で、左舷側(船の左側)についています。
例えば正面に右舷灯のみ(左舷灯が見えないとき)を見せている船が居たとするならば、その船は自分から見て右側に船首を向けていることとなります。
なぜかというと上の図の右側のようにそれぞれの灯りの照らす角度が限られているからです。
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漁業練習船 海鷹丸 航海灯
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中国(台湾)海岸巡防署 漁業監視船 巡護三号
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実際の、船舶運航に当たっては、本資料に寄らず、海上保安庁指定のものをご利用下さい。
⇒ 航海灯
⇒ 形象物
新規作成日:2002年6月9日/最終更新日:2003年2月20日