キャビテーション

Dcim0846/DSC_3751. Dcim0847/DSC_3768. Dcim0847/DSC_3791.

通常、水は摂氏100℃で沸騰するが、気圧の低いところでは、更に低温でも沸騰を始める。
スクリューなどの表面は、水に対して高速で移動する為、部分的に圧力が低下し、キャビテーションが発生する。
ちなみに、この翼面に対する圧力低下を利用したものが揚力である。

高速で流れる(水などの)液体の中の圧力の低い部分が気化して、非常に短い時間に蒸気のポケット(気泡)が生まれ、また非常に短時間でつぶれて消滅する現象のことをキャビテーションと呼ぶ。
なおこのポケットをキャビティと呼ぶ。
尚「ポケット」と言っても、このキャビティは、蒸気の大きな層になることもあるし、蒸気の泡がたくさん集まって雲のように見えることもある。


キャビテーションの実害

高速な流体機器のほとんどすべてで、これらのマイナス要因の一部、または全部が問題となる。


キャビテーション対策

キャビテーションは、速い流れの中で圧力が下がるために発生する。
従ってキャビテーションを避けるには、圧力低下と、流れが高速になる部分をなくす必要がある。


推進器


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新規作成日:2004年4月19日/最終更新日:2004年4月19日