ヴェネツィアのゴンドラ

ヴェネツィアのゴンドラ

ゴンドラ(Gondola)は、イタリアの水の都ヴェネツィア(Venezia)で使われている舟。
漕ぎ手は二人で、ゴンドリエと呼ばれる。


水の都ヴェネツィア(Venezia)

100以上の小さな島が400以上の橋で結ばれている水上都市ベネチアには、150もの運河が走っている。
11世紀から始めた海上交易で莫大な財を築き、14世紀から15世紀に海運共和国として黄金期を迎えた。
街と周辺の島々を含むエリアが「ベネチアとその潟」として、世界遺産に登録されている。
なかでも観光スポットとして人気なのは、中央の階段沿いに商店が並ぶ変わった形のリアルト橋、共和国時代の栄華を物語るサン・マルコ広場とサン・マルコ大聖堂など。

9月第一週日曜には、Regata Storica (歴史的レガータ)といわれるゴンドラのレースのお祭りもある。
華麗な民族衣装による水上パレードの後に、ゴンドラレースが行われる。


ヴェネツィアの舟

Pupparin:
迅速なボート。海上の監視などに使用していた。
長さ9〜10m。
船体がシャープ。舵(POPPA)の部分が拡張していることからこの名前がついている。

Mascareta:
漁業等に使用するボート。
長さ6〜8m。
昔、マスク(マスケラ)をつけた娼婦が使用していたことからマスカレータという名前がついたとか。

Caorlina:
仕事用のボート。14世紀当時からこの形。
野菜・果物などを島に運ぶ船。船首と舵の形が同じ。
名前の由来は、ヴェネチア県にある海辺のリゾート地Caorle(カオルレ)市からきている。

Gondolino:
歴史的レガッタのために作られた。Gondolaゴンドラに比べて軽い。
長さ10.50m、幅1.10m、底の幅0.65m。

Gondola:
長さ10.75m、幅1.38m。
色は「黒」と決められており、これは昔、貴族や、富豪達がゴンドラを豪華絢爛に装飾しすぎるのをセーブするために制定された条例がそのまま今に続いているとか。
右半分は左半分に比べて24mm狭くなくてはいけない。


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名古屋港 イタリア村

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ディズニーシー ヴェネツィアン・ゴンドラ

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参考
ゴンドラ




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新規作成日:2007年7月6日/最終更新日:2007年7月6日