もやい結び(ボウラインノット)Bowline
船を「もやう」時や、舷外作業で命綱としても使います。
しっかり結べている割には、ほどく時に楽な結びです。
結びの王様とも呼ばれています。
この例では、手前側に輪っかを作って、もやう例です。
また、命綱にする場合は、手前側の輪っかに、自分の胴体が入った状態で行います。
向こう側にもやう例は、もやい結び(ボウラインノット)Bowlineで、説明しています。
上からたらしたロープの端を、重ねます。
ロープの太さにもよりますが、端から約50センチくらいのところで折り返して、輪っかにします。
命綱にする場合は、この手前側の大きな輪っかに、自分の胴体が入った状態になります。
重ねた部分をつまんで、ひねって、輪っかをつくります。
このとき、ロープの先端と、右手の中指を、一緒に輪っかに引っかけて通します。
ロープの端を、たらしているロープの向う側を回します。
そして今作ったわっかに通します。
ロープを引けば出来上がり。
この時、ロープは端から10センチ程度残るようにします。
ロープワークの注意事項
新規作成日:2002年6月9日/最終更新日:2002年6月9日