フィルムスキャナー

2001.5.21 フィルムスキャナーを導入しました。
当初、ネガ写真データ高品質化のつもりでしたが、ポジ写真整理の必要性から、急遽、導入してしまいました。
以前より検討していましたが、Nikon COOLCANVの後継機種を導入致しました。
とりあえず、ポジ1作目を試験スキャン致しましたが、品質は良好です。
ただ、Windows98SE以降でないと、USB接続が出来ないので、自宅パソコンの更新が検討課題となります。
また、処理時間が思いの外かかり、36枚取り1本のスキャン処理に、2時間半かかりました。
増設機器・ソフト
・Nikon COOLCANWED
・Nikon Scan 3
・Adobe PhotoShop5.0LE


フィルムスキャナーは、かなり手間がかかるので、二度手間にならないように、考えています。
スキャン時のサイズは、解像度2100前後。
あまり大きくすると、ソフトによって画像が開けなかったりします。
これで一旦保存します。
その後、一般使用用に、サイズを幅550-800にして、別に保存します。
何かの都合で、トリミングなどが必要な場合、最初に保存したものから、大体の事はできると目論んでいます。
最悪、その場で再スキャンとなりますが。

処理時間や、効率などについては、あくまで、私の環境下によるものです。
パソコンの性能により、かなりの偏差は有ると思います。


2003.11 新パソコン導入に伴い、自宅での処理も可能となりました。
WindowsXP, CPU 2GHz, メモリ256MB の効果により、極めて快適に処理できます。
解像度2900のフルサイズ(約4000 x 2500)での処理も可能です。
ただ、添付ソフトの PhotoShop5.0LEが、バッチスキャン処理の終了と共に画像を保管する前に消えてしまう場合があるのが難点です。
Nikon Scan単独のバッチ処理なら、そのままファイル名をつけて保存してくれるので、その方法でやっています。


2004.1.20 Nikon Scan 4 Ver.4.0.0 にバージョンアップ。
Nikon Scan 4 は、Nikon COOLSCAN V 用のソフトだが、Nikon COOLSCAN IV ED にも対応しているので、更新してみた。
Nikon Capture 4にある、Digital DEE(Dynamic Exposure Extender)機能が働くことを期待したが、スキャナー本体にも依存しているようだ。
USB2.0に対応できたことが成果となろうか。
・事前に、Nikon COOLSCAN IV ED 用ファームウェア (Windows) Ver.1.20 に更新する必要がある。
・そして Nikon Scan 4 Ver.4.0.0 インストール
・更に Nikon Scan 4 Ver.4.0.1 (Windows) アップデータ
COOLSCAN V ED を一部のコンピュータの USB2.0 インターフェースに接続し、スキャンビット 8bit でスキャンした場合のスキャン時間を短縮。
・続いて Nikon Scan 4 Ver.4.0.0 / 4.0.1 (Windows) Digital ROC, Digital GEM (アップデータ)
Photoshop 等の画像処理アプリケーションから Nikon Scan 4 を起動し、COOLSCAN V ED, SUPER COOLSCAN 5000 ED で Digital ROC, GEM を使用してスキャンした場合に発生する不具合 (ポストプロセッシングエラー) を改善。


スキャナーは、いきなりスキャンすることも可能ですが「この一枚」を処理するためには、まずプレビューをして、画像を確認、処理値を調整し、本スキャンすると、綺麗になります。
スキャン後に画像処理ソフトでの処理も可能ですが、フィルム上の情報を最大限活用するには、まず記録されている情報を直接取り込む段階での作業が肝要です。


2006.1.2 新パソコン導入での処理してみた。
CPU300MHz メモリ128Mb? では1枚5分くらいかかっていたが、約1分程度で処理。
しかも、CPU2GHz メモリ256Mb では、スキャン中に別の画像処理をしたり、NC4で複数枚を同時に開くとかなり重かったが、さすがCPU2.4GHz メモリ512Mb さくさく進行。


ネガフィルムの性質とスキャンの仕組み
デジタル写真の品質
Nikon Capture 4
フラットベッドスキャナー


各種設定調整機能

COOLSCANWED 主な仕様 (カタログより)

使用原稿
35mmフィルム(カラー/モノクロ、ポジ/ネガ)
 スライドマウント(厚さ1.0〜3.2mm/幅49.0〜50.8mm)、  ストリップフィルム(6コマまで)
APSフィルムカートリッジ(オプションのAPSフィルムアダプタIA- 20(S)使用)
APSストリップフィルム(オプションのAPSストリップフィルムフォルダFH-A1使用)
プレパラート(オプションのメディカルホルダFH-G1使用)

読み取り範囲
25.1×36.8mm(35mmフィルム/MA-21(S)使用時)
25.1×38.0mm(35mmフィルム/SA-21使用時)
18.6×28.4mm(APSフィルム)

読み取り画素数(最大)
3946×5782 画素(35mmフィルム/MA-21(S)使用時)
3946×5959 画素(35mmフィルム/SA-21使用時)
2916×4453 画素(APSフィルム)

有効範囲(称呼値)
25.1×36.8mm(35mmフィルム/MA-21(S)使用時)
23.3×36.0mm(35mmフィルム/SA-21使用時)
16.1×26.9mm(APSフィルム)

有効画素数
2870×4203画素(35mmフィルム/MA-21(S)使用時)
2657×4104画素(35mmフィルム/SA-21使用時)
1836×3607画素(APSフィルム)

読み取り方式
原稿固定、光学系移動式平面走査シングルパススキャン
照明光源
R,G,B 3色LED
センサ
2870画素リニアCCDイメージセンサ
色分解方式
RGB 3色LEDの切り換えによる
解像度
2900dpi
A/D変換
12bit /RGB各色
ダイナミックレンジ
4.2
出力データ
フルカラー(8または16bit RGB各色)
フォーカス
オート・マニュアル
参考読み取り時間
約42秒(35mmフィルム、2900dpi)
インターフェース
USB 1.1準拠
使用電源
AC100V、50/60 Hz
使用温度/湿度
+10〜+35 ℃/20〜60%
大きさ、質量(重さ)
約93(W)×169(H)×315(D)mm(縦置き寸法)、約3kg(本体のみ)
設置形態
縦置き/横置き可


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新規作成日:2001年12月18日/最終更新日:2004年3月8日