セーターで巡る東海道五十三次
荒井(渡舟ノ図)

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制作者から長女の提案で黒地にし、身ごろ幅に絵を書き足すことにしました。一番易しそうと思って「荒井」にしたのですが、目は疲れるし、編み込みの段は何度も何度もやり直すし、膝元はホッカホカで、本当に暑い8月でした。[宮崎富枝]

原画原画のお話浜名湖の西岸「荒井」は、今は新居町といって、潮干狩りや海水浴を楽しめる所である。しかし当時は、箱根同様の「入り鉄砲に出女」に厳しい関所があり、約4kmの船旅はつかの間の気分転換となったのかもしれない。

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