──9:00起床。グッスリ眠ったので体調もバッチリ(^^)v
しかし、外は北海道というのに29℃で湿気を感じる暑さ!(:**:) チェックアウトしてからは重〜い”営業道具”をかついでFMりべーるを探しました。同局は思ったよりホテルから近く、市内でもカジュアルな若者で賑わっている買物公園というストリート沿いの3Fにありました。10:30にお邪魔することになっていたのですが当日お世話になる番組『UP Beat Action!』は既に始まっておりパーソナリティーの林ゆかりさんが「モスバーガーの見えるスタジオからお送りしております…」とトークしてくれたお陰で、
──携帯ラジオ持参で歩いていた汗だくの私は無事、モスを目印にFMりべーるさんに到着することができました♪
林ゆかりさん、ありがとう(?)しかも予定より10分以上早く到着してしまったため、林さんが気を利かせてくれて当初11:00からの出演予定を繰り上げて10:40からにしてくれました。大きな窓から通りを見下ろすスタジオはなかなか素敵で、まるで女友達2人が休みをエンジョイするかのように話すことができました…と、私は思ったけどゆかりさんはどうだったかなぁ?(^^;) この日の私は天気がカンカン照りの晴れ!だったこともあり弾丸トーク気味だったんじゃないかと危惧しております(汗)「この後観光するのなら是非”ファンファン号”に乗って下さい!」と、番組内で勧められたファンファン号。乗ったよ〜ん♪ 2日間有効のチケットなのに、1回だけ(爆)このファンファン号なる観光バスは、車なし・酒飲みの私のような観光客が利用するにはうってつけのバスです。ただ本数は1時間に1本程度だったかなぁ…もっと頻繁だと嬉しいんですけどね。
──さあ、これにてプロモーションは終了!
各局の皆様お世話になりましたm(__)m この後はいよいよ観光するぞう〜\(^○^)/ ってなわけで、林ゆかりさんのアドバイスを忘れてしまった私はまっすぐ旭川駅へ向かいました。最初の訪問地『旭山動物園』へ向かうためです。キップを買って、改札をくぐり…しかし、これがまずかった。「ええ〜!?」乗りたい電車は何と1時間半後でないと来ません。やっとバスの便利さに気がついた私は改札で駅員さんに「ホントなら一部しか返金しないんだよ」と怒られて駅を出ました。(でも東京だと、乗るのやめたら改札でフツーにお金返してくれるんだけどネ…)ファンファン号でないバスが動物園までもっとも早かったのでそのバスに揺られること10分余り…念願(!)の旭山動物園に到着しました。なぜって、クマが見たかったから(ポッ(*^^*))。北海道といえばやっぱクマだよねっ!と、クマファンの私は真っ先にホッキョクグマ館へ向かいました。おお、クマ〜〜〜〜!でっかい白クマちゃんはのしのし歩いて幸せそうでした。続いて同じくでっかいヒグマも見ました。お客さんがいっぱい来て嬉しいのか、ヒグマは前足でガラスをガン!と叩きました。あまりに強い力なので、壁がちょっと揺れたような気がしました(笑)でも憎めないのよねこれが。この動物園はペンギンやフラミンゴ、オランウータン等を他では有り得ないほど至近距離で見ることができます。ペンギンなんか、手で触れちゃいそうだもん(誰もやってなかったけど)。ホッキョクグマはもちろん手で触れないのですが、この動物園ではクマの檻の中にガラス貼りの「ドーム」を用意しており、ドームから眺めると運がよければクマちゃん達がチョー間近で見れるんです!私は1回目、ダメだったのでホッキョクグマ館のドームはリベンジしちゃいました。も〜可愛くて、何度でも見たくなっちゃってね。。。それから旭山動物園は国内でも最先端の設備を導入している動物園らしく、例えばトイレも広めな上、バイオ処理で無臭加工してありました。隣には怖くなさそうなジェットコースターやガラガラの観覧車を擁した遊園地もあったけど、2時間ほど過ごして後ろ髪を引かれつつ動物園を後にしました。クマちゃあ〜ん、また来るからねぇ(T0T)/ 初・ひとり動物園は、思ったより気になりませんでした。私以外は全員といってもいいほど家族連れやカップルだらけだったけど、ふらりと1人で訪れる動物園は、ふらりと美術館へ行くのとそう変わらない気もします。ちなみにリベンジした「クマドーム」ではしっかり目の前でゴロン!と横になったクマを見ることができましたよ(^_-)※ 現地では大人用と子供用、2つのドームがあります。私を含む好奇心旺盛な一部の成人は、強引に子供用ドームに腰をくぐらせ観察してました…ははははは。
──予め動物園内の観光案内所で次なる訪問地・旭川ラーメン村への行き方を聞いていたので、私はバスに乗り込みました。
…が、案内所で言われたバス停で折り損ねてしまった為、途中下車してタクシーに乗り換えるハメに(X0X) 観光案内所のオバサンは「○○でバスを降りたら、今日は晴れてるし、ちょっと歩けば着くわよ」と教えてくれていたのです。ところが、タクシーの運ちゃんはこう言います。「○○からなんてあんた、歩いたら相当な距離だよ。今から○○のバス停のとこまで戻るから、果たして歩ける距離かどうか考えてごらんなさい」運ちゃんはさらに続けて「ここ(旭川)の人間は、みんな歩くの苦じゃないから、すぐ”歩ける”って言っちゃうんですよ」と、住民独特の考え方を説明。うん、確かに最寄りと教えられたバス停から『旭川ラーメン村』まではしっかりタクシーで2メーター分ありました(^^;) 私はジム通いもしているし、健脚だと自負しているのですが何せ炎天下!オバサンの案内を守れなくてよかったかも…。さて、楽しみにしていたラーメン村ですが、着いてみると思ったより小さなエリアに8つの店が軒を連ねていました。東京でいうと品川の「品達」に近い規模かな。タクシーの運ちゃんにイチオシを聞いてみると、ご自身は『天金』のラーメンがお薦めとのこと。じゃ、行ってみよっかな〜ということで早速『天金』に入りました。ここでハーフサイズを注文。ここも豚骨スープに中太ちぢれ麺で、印象は『一蔵』と(私には)ほぼ同じでした。ここで2軒くらいハシゴしようと計画していたのですが、暑さからそれほどお腹がすかず、天金のみでリタイアしてしまいました、、残念。でも、ガイドパンフを見る限りでは全8店の味に大きな差はないように思えます。東京でも有名な『山頭火』が旭川ラーメンだったことも初めて知りました….。
──お次はいよいよ、日本酒コーナー(笑)
いよっ、待ってました!(←自分がσ(^▽^))訪問地Part3は名酒・男山の『男山酒造り資料館』です。着いたのが夕方4:00過ぎだったので「まだ入れるかなー?」と心配だったのですが、ちょうど団体客のバス到着とかち合ってむしろ盛り上がった見学となりました。資料館の女性スタッフが「(団体の)皆さんお疲れだと思いますし、手短に説明しますね」と、酒造りの工程について5、6分で話終えたのは分かります…だってみんな早く”試飲”したいんだもんね〜(笑)もちろん私も脱兎の如く試飲コーナーに向かいましたp(@^^)/〜〜〜 蔵元限定酒の並べ方のパターンとして、原酒のように超辛口のものとフルーティーでシャンパンみたいに飲めるタイプを対比させることが多いように思われます。大抵私はまず限定酒に注目し、味がとっつきやすくいわゆる<初心者向け>の酒しかなかった場合、「限定でなくてもいいので、何か珍しい(あまり出回ってない)お酒で味わい深いのありますか?」と聞きます。そんだけ年数回、機会をみっけて酒蔵うろついてるってことだけど…(^^; 今回も売場の人(ここはオール女性スタッフなのがユニークだった)に同じように聞いてみました。すると彼女は「私が個人的に好きなのは『国芳』ですね。あと、日本で数えるほどの料亭にしか出回ってないけどお薦めなのは『木綿屋』」。そう言われちゃうと2本買うっきゃないでしょう!ってことで何といきおいで国芳と木綿屋、お持ち帰りで買っちゃいました(笑)!あぁ…重いけど、何て満たされた気分…( ̄▽ ̄@
ここで私はようやく「ファンファン号」をつかまえて乗り、続いて思いつきで『大雪乃蔵』なる地酒蔵で下車しちゃいました☆ だってバスがそこで止まるんだも〜ん。。。ここは先程の男山さんとは対照的に、酒蔵というよりお洒落な美術館みたいな場所でした。また同じく対照的にこの時入場者が私1人だけだったので、最初は静か〜に酒造ギャラリーを見学してました。すると、どこからか「お時間大丈夫ですか?もしよければご説明致しましょうか?」と爽やかな青年がスッ飛んでくるではありませんか。さらに「お荷物重たそうですね…置いてきてあげますよ」と、私がライバル・男山酒造で購入した酒2本をダッシュで持ち去り、再び駆け足でカムバックしてきました。とても親切です。女性1人はこの点でトクかも知れません(笑)カバンは旭川駅のロッカーに預けてあったので、きっと私のことを”酒を求めて観光中のマニア”だと思ったのかも知れません(まぁ、当たってるわな)。スタッフ1人に客1人、珍しいツーショットスタイルで説明が聞けました。ここの酒蔵の看板は皇太子妃雅子様に書道を教えた先生が書いたんですよ…なる話を聞いた後、こんな会話になりました。「ところで今日お帰りなんですか?」「はい(何でそう思ったのかな?^^;)」「ここまではお車で来られたんですか?」「いいえ、バスで来ました」やはり、女性1人旅というのはどこかそそるんですかねぇ(爆)「あ、それじゃ試飲できますよね?お車だと試飲できませんもんね」と、半ばこじつけ的に話をまとめられた後、ラストはお約束の試飲コーナーへ案内され、ここでも1本買っちゃいました(^^;) 私の後に来場した家族連れの奥さんと一緒に試飲して、彼女は買う!と即決。なんか私も買わないわけにはいかなくなっちゃって…(言い訳)。ようやく旭川の駅に着いたのは既に夕方の6:00。あ〜これで楽しかった北海道旅も終わりか…と思うとお名残惜しく、空港に向かう直前なぜか駅前の写真を撮りまくってしまいました。。。
──そしてpm6:30、後ろ髪をひきずられるように空港に入る私。
いつもこうなんだよな〜(^0^; 家を出ると家がお名残惜しく、旅先から帰る段になれば 旅先に未練坂…。私はチェックインを済ませると、ふらふらと空港3F展望デッキに向かいました。しかしここ、大人50円・ 子供30円というビミョーな入場料取るんだよ^^; 表に出ると、沈みかけた夕陽が実にロマンティックです。 私は手に使い捨てカメラを持ち、飛行機の離着陸を撮影しようと スタンバっていました。旭川空港は韓国(ソウル)までの国際便が06年6月就航したばかりとはいえ、あまり便数の多い空港ではありません。だから撮影チャンスもなかなかないのです。でも、待ちぼうけにはほど遠く、夕刻から夜に移行する広い空のコントラストを眺めるだけでもう胸がいっぱいになってきました、、、感激屋なもんで(^^ゞ 眼下に止まっている飛行機を見ているうち、私の感動はヘンな方向に転がり始めました。「飛行機ってライト兄弟の発想の如くトリの形だよね。もしこれがトリじゃなくて、クマだったらどんな感じかなぁ」プカーーーーーッと空に浮くクマを想像してみます。すると今度はあの旭山動物園で見たクマが急に愛しくなってきたのです。(クマちゃん軍団可愛かったな…離陸したらキミ達とは遠く離れてしまうんだよ…)そう思うと、空港BGMであるサザンオールスターズのインストオルゴール曲が盛り上げるせつないムードも抜群の効果で、私の目にはいつしか涙があふれてきました(;_;) しかし傍で見るこんな私は「ごく最近失恋し、痛みをかみしめている1人旅の女性」風だったことでしょう(笑)ひとつだけ違うとしたら、手にはしっかりカメラを握りしめ着陸してきた飛行機を撮影するや否や、ダッシュでデッキから去った点ですかね…(笑)でも現像したらせっかく張り込んで撮った写真が写ってなかった〜(T0T) なんでだろ??
──pm8:20、満席のJALは定刻通り東京に向けて離陸しました。
さよならぁ〜またくるね〜(T0T)/ 私は窓側2列の通路側の席で、隣は初老の、スーツを着たおじさんでした。「あの、つまらないことなんですけれども…」おじさんは離陸直後、突然私に話しかけてきました。もしかして狭いからちょっとズレてくれとか怒られるのかな?するとおじさんは「ほら、見て下さい。月がきれいですよね…」確かに窓の外を見ると、主翼の先に見えるまんまるなお月様がポッテリと光を放っていました。私は「いいですよね〜雲の上って。何でも羽田は雨らしいですよ」と答えました。が、その後はお互い黙って到着までの1時間40分、機内パンプを意味なく眺めて起きてました^^; 私はあまり眠くなかったのと、何となくその個性的なおじさんの横では気が張って目が冴えてしまったからです(失礼!)。pm10:00の東京・羽田は小雨がパラついていました…。
──こうして帰ってきてみると、まず最初に思い出すのは広い台地(*^^*)
狭い東京に住んでると、たまに広い土地で深呼吸は最高だね!\(^▽^)/ 今回お世話になった皆様、そして北海道!どうもありがと〜♪ ここにまだ書き切れなかったエピソードも多数あるので、興味ある方は掲示板やライヴ会場でいつでも質問してねん☆ あ〜、プロモ旅。やみつきになりそう〜!