第三話
アクテイング・アウト

皆さんは初めて聞く言葉かもね。
ではでは、これから以下でその説明をするね♪
私が自分で悩んだり、つまずいたりした時にやってみたことを書いただけ。第一回目の「疲労回復」もそうだけど、自分に合ってるなと思ったら取り入れればいいし。

人間関係って、上手くいってるときさえ一人でいる時より気を遣っているよね。私はみんなと飲んだり喋ったりも時には楽しむけれど、落ち着くのは一人でいる時。そんな時にボーッと「昨日あんなことがあったな」とか、「明日からどう過ごせば快適かな」とか思いをめぐらす。

ヒプノセラピーって聞いたことある?前世や幼児期の記憶を掘り起こして問題点を癒やすセラピーなんだけど、私は前世までは考えられないから、幼児期のトラウマを探ってコンプレックスの解明をしたりしてますね。これって私にとってすごく重要なことだった。親に対して怯えて育ったから、つい最近まで無意識のうちに「歌うこと」にも怯えてたんだよね。そこで、大人になった私としては
「では、怯えないようにするにはどうしたらいいか?」
って考えたわけ。すぐ結論が出たわけじゃないけど、とにかく(人の評価は気にしない、自分が楽しくなれるのが先決)って当たり前のことをよく唱えた。
そうしたら最近、音程が治ってきてね。そう書いてもROZAを知っている人には信じられないかも(笑)。それは近々デモテープやライブで証明するから待っててね!

音関係でいえばBGMも私にとっては欠かせないアイテム。楽しくてしょうがない時はアップテンポを大音量(!)でかけたり、逆にローテンションの時はインストものの、シンプルでゆったりしたメロデイーに身を任せてます。もっとも、ほんとにドーンと落ち込んじゃうと、何も聴かないな。

最後に、私は「歌」という、声を出して解放される喜びを見つけて本当に良かったなと思うの。歌以外なら、それこそ海に向かって叫ぶとか、テニスラケットでベッドを叩く!とかやけくそっぽい行動でも解放につながるでしょう。(精神医学用語では「アクテイング・アウト」といいます。)焦らずに、気のすむまで葛藤するのを誰も責められないんだから、さ。



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