長崎県に、国宝の建造物は3件3棟、重要文化財は36件57棟が登録されている。(2019年現在)

国宝・重要文化財
 崇福寺 
 1629年に、福建省出身の華僑が中心となって創建した寺院で、中国様式としては日本最古のもの。1644-46年に建立された第一峰門と大雄宝殿が国宝になっている。
2013.9 第一峰門(国宝)  2013.9 大雄宝殿(国宝) 
2013.9 三門(重文)  2013.9 護法堂(重文) 
2013.9 媽姐門(重文)  2013.9 鐘鼓楼(重文) 
国宝
 大浦天主堂
 大浦天主堂は、1864年に建築された日本最古の木造ゴシック建築である。
2016.1 大浦天主堂(国宝)
重要文化財
 グラバー園
 長崎市内にあった、歴史的な建物を集めた野外博物館。もとは、イギリス人商人のグラバー、リンガー、オルトの旧邸があったところで、この3人の邸宅は重要文化財となっている。
2016.1 旧グラバー住宅(重文)
2016.1 旧リンガー邸(重文) 2016.1 旧オルト邸(重文)
 眼鏡橋(長崎市)  
 1634年に建てられたもので、日本初の石造アーチ橋といわれる。長さは22m。1982年の長崎大水害で被害を受け、修復されている。
2019.11 眼鏡橋(重文)
 眼鏡橋(諫早市)  
 1839年に建造された石橋で、長さは49m。石橋としては、日本最初の重要文化財となった。1957年の諫早大水害の後、諫早公園へ移築されている。
2019.11 眼鏡橋(重文)
 外海
 西彼杵半島の西岸で、今も交通不便な外海は、潜伏キリシタンが信仰を守り続けた場所の1つである。出津と大野の集落が世界遺産に登録されており、それぞれにある教会堂はマルク・マリー・ド・ロ神父が建てたものである。
2016.1 出津教会堂(重文)  2016.1 大野教会堂(重文) 
 旧鍋島邸
 鍋島氏の支藩、神代鍋島藩がおかれた城下町。かつての繁栄が信じられないほど静かな小集落という感じで、ちょうど夕立にあったこともあってすぐ出発してしまった。
2008.3 旧鍋島邸(重文)
 頭ヶ島天主堂、青砂ヶ浦天主堂
 五島列島は、古くから祈りの島とよばれ、今でも歴史ある教会が多く残されている。頭ヶ島天主堂などは、世界遺産に登録されている。 

  →世界遺産 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」 参照
2009.5 頭ヶ島天主堂(重文) 2009.5 青砂ヶ浦天主堂(重文)

国宝、重要文化財 -長崎県