奈良県に、国宝の建造物は64件71棟、重要文化財は264件403棟が登録されている。(2019年現在)
 
国宝・重要文化財
 東大寺
 世界遺産に登録された社寺の1つ。国宝9棟、重要文化財は16棟ある。
  →世界遺産 「古都奈良の文化財」 参照
2014.12 南大門(国宝) 2014.12 大仏殿(国宝)
2014.12 二月堂(国宝) 2014.12 法華堂(国宝)
 興福寺  
  世界遺産に登録された社寺の1つ。国宝4棟、重要文化財2棟ある。
   →世界遺産 「古都奈良の文化財」 参照
2014.12 五重塔(国宝) 2014.12 東金堂(国宝)
 春日大社  
  世界遺産に登録された社寺の1つ。本殿4棟は国宝で、重要文化財は摂社を含めて27棟ある。
   →世界遺産 「古都奈良の文化財」 参照
2014.12 本殿(国宝)
 唐招提寺  
  世界遺産に登録された社寺の1つ。国宝5棟、重要文化財も3棟ある。
   →世界遺産 「古都奈良の文化財」 参照
2015.3 金堂(国宝) 2015.3 鼓楼(国宝)
 薬師寺  
  世界遺産に登録された社寺の1つ。東塔と東院堂が国宝で、重要文化財は1棟ある。
   →世界遺産 「古都奈良の文化財」 参照
 
1991.11 左が東塔(国宝)、右は金堂  2015.3 東院堂(国宝)
 般若寺
 東大寺の北にある寺。平安末期に荒廃するが、鎌倉時代に再興された。国宝の楼門をはじめ、経蔵や十三重石塔などは鎌倉期ものが残っている。 
 
2019.12 楼門(国宝) 2019.12 十三重石塔(重文)
2019.12 経蔵(重文) 2019.12 笠塔婆(重文)
 新薬師寺  
 新がつく寺院は珍しいが、歴史は古く奈良時代の創建。本堂は奈良時代の建築と考えられている。一時荒廃したが鎌倉時代に再興されており、本堂以外は鎌倉時代の建物が残っている。 
2019.12 本堂(国宝)
2019.12 地蔵堂(重文) 2019.12 鐘楼(重文)
2019.12 南門(重文) 2019.12 東門(重文)
 海竜王寺
 平城京の時代からの寺院で、奈良時代には隅寺と呼ばれていた。国宝の五重小塔も奈良時代のもので、建造物という位置づけ。また、西金堂も、鎌倉時代に大修理が行われているが、奈良時代の建物である。 
2018.1 五重小塔(国宝)
2018.1 西金堂(重文) 2018.1 経蔵(重文)
国宝
 秋篠寺  
 奈良時代776年の開基。西大寺駅の西北、他の社寺とは離れたところにあるが、素朴で雰囲気のいい所だった。 
1996.5 本堂(国宝)
 元興寺  
 飛鳥寺が、平城京遷都に伴って移転した寺院といわれる。奈良時代は東大寺・興福寺に劣らぬ規模だったが、中世以降衰退し、3つの寺院に分かれている。このうち元興寺極楽坊には、かつての僧坊を鎌倉時代に改築した本堂と禅室が残っており、ともに国宝である。
2019.12 本堂(国宝) 2019.12 禅室(国宝)
 十輪院  
 もとは元興寺の子院といわれる。本堂は鎌倉時代のもので、国宝となっている。
2019.12 本堂(国宝)
 霊山寺
 圓成寺
 長弓寺
重要文化財
 法華寺
  741年に総国分尼寺として建立された寺。特筆すべきものはなかったが、庭園に花菖蒲などが咲いて美しかった。
1996.5 本堂(重文) 1996.5 庭園(名勝)

国宝、重要文化財 -奈良県(奈良市)