事業紹介 - 加藤樹脂工業株式会社　KPE Official sight- | 成形のことなら加藤樹脂工業

加藤樹脂工業の技術をご紹介いたします。

金型・部品の設計製作、成形まで、一貫して作業案件を請け付けております。QCD(Q=品質、C=コスト、D=納期)の最適化を実現する為に、社内打合せ、勉強会を行い日々技術向上に努めています。射出成形の技術については特に自信を持っておりまして、成形作業を念頭に置き設計・加工へ取り組むことで、より短期間で高品質な成形品をお客様へ提供することを実践しています。金型製作に関するお問合せ、打合せ、お気づきの点などありましたら弊社まで是非ご連絡下さい。

信頼の「測定」

成形後の製品測定は、摂氏22℃（±１℃）に管理された測定室にて測定を行います。製品は成形直後に測定するのではなく、測定室に４時間以上置いてから測定に取り掛かります。

マシニングセンタの管理と高精度保持

23℃（±1℃）の温度管理下の専用ルームにマシニングセンタがあります。機械全体及び、加工する製品の伸び・収縮を抑えて高精度を維持。またマシニングセンタを設置した地盤へは、振動を抑制する為の工事を入れています。
碌々産業“MEGA-S400”の特性を生かした、浅切りこみ・高送りの高速加工。加工機の管理、ならびにNCデータの品質にこだわる事で、ワークの仕上がり面をより綺麗に仕上げることを実現。磨き時間を短縮し、角ダレさせない、機械加工のみで寸法出しする事で、寸法管理も容易に、確実に、行います。
加工機導入を決めた最重要ポイントは、①深彫り加工の実現、②微細加工の実現。

一気通貫の社内

スピーディな対応をする為、金型全般に伴う作業工程（設計・NCデータ製作・加工・測定・成形・管理）は同フロアで行っております。

加藤樹脂工業の「成形」

成形時、樹脂温度500℃までの対応が可能です。試作金型を製作している為、今までに様々な成形材料の実績があります。射出スピードが300mm/sまで成形条件が対応可能です。射出スピードを上げられますので、薄物の製品の成型も可能です。

加藤樹脂工業のお話。

成形事業で創業した加藤樹脂工業でしたが、成形するには金型を製作しなければなりませんでした。当初は提携会社へ頼んでいました。ある時、「試作型を出来ないか」と声を掛けられそこから試作型を中心にお仕事をするようになります。はじめのうちは成形品を納めるだけでよかったのですが、徐々にそれだけでは認めてもらえなくなり、測定工程を強化する為に顕微鏡を導入。製品形状が複雑になってくると、測定顕微鏡だけでは困難になってきましたので、三次元測定機を導入。
次第に製品の製作データが3Dデータ化してきていた為、その潮流にのり、お客様からのデータの受取易さと、スピーディな金型製作をはかるため3D CADを導入します。さらにコスト、納期、精度、お客様の要望へ応える為、CAMとマシニングセンタを入れました。
内製化を成し遂げましたが、これに留まることなく、邁進していきます。