さて、最近、医療現場でのいろいろなミスや医者の不適当な対応のことが、マスコミ等で、大きく取り上げられています。その原因の一つは、医療が、医者本位の閉鎖的なものであったことです。
そこで、医療の後を追う心理療法や催眠療法も、近いうちに同じ過ちを指摘されるようになるでしょう。そして、そうならなければならないということです。人の心に踏み込むということは、ある意味では命を扱うのに等しい、重要性を持ったものだからです。だからこそ、厳しい目にさらされながら、あるべき姿を問われなければならないということです。
ところが、心理療法や催眠療法の世界は、医療よりもっと閉鎖的な世界かもしれません。理由は、心という不明確な、実態のはっきりしないものを扱っているため、これでいいのかどうか、ちゃんとした対応がされているのかどうか、基準をつかめないということがあげられます。
もうひとつ、たとえ変だと思っても、そんなところに相談に行っているのは、頭がおかしい、狂ってる、普通じゃないなどと思われそうで、外部に不信や不満を、出しにくいということがあります。
こういったなかで、ますます、何か分けのわからない不思議なところ、奇妙な怪しい所、といったようなイメージがつきまとってきます。もちろん、最近ではずいぶん、一般のイメージも変わってきてはいますけど、それでもどうでしょう、受けたことがあるにしろ無いにしろ、やっぱりよくわからなくて,文句なんか言えそうな雰囲気じゃないのではないでしょうか。
そこで、どうかあなたの感じた事や、体験などを自由に書いてみて下さい。もし、私に何か言えるのならばお答えしたいし、少しでも外に向かって問いかけてみて下さい。
なにかのお役に立てたらと思います。
--苦値人
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