まるしんの米の用語辞典?き

きかくがい(規格外)

米の検査規格1〜3等以外の米。一般的に規格外の米はくず米として取引される。近年、ブレンドの材料として大量に流通している。

JAS法改正により、OO産100%の表示は一切他の米はブレンドしてはいけないことに改まった。ただし、中身がすべて一等米ではなく、規格外の米混ぜても表示違反にならず、超ディスカウントの新潟産コシヒカリ100%の米の中身が新潟コシの規格外の100%ということもありえる。
きゃくど(客土)

 土壌的な生産力阻害水田を改良するために,改良目的にあった土壌を搬入して,土壌改良 を行なうこと。
きょだいはいがまい(巨大胚芽米)

胚芽の重さが普通の米の3〜4倍あるのが特徴。血圧降下作用があるギャバが、通常品種の3〜4倍になる。代表的品種に「はいみのる」(旧系統名中国137号)発芽玄米の原料として利用が始まり、注目されるようになった。
ききん(飢饉)

食糧の中心となる主穀・雑穀・いも類などが顕著に減少すると、食糧の絶対的欠乏をきたして、栄養状態の悪化にともなう病人、病死者、飢餓者、飢死者、さらに多くの浮浪者の発生、および人口の減少、他地域への流失が発生させる。

 飢饉の直接的な多くの原因は自然災害に起因しているが、基本的原因は政治社会経済の体制の問題と深くかかわってきている。したがって、飢饉とは天災であるとともに人災でもある。

日本では古代から江戸時代まで記録に残っているだけでも370件あり、約三年に一度の割合いであった。今飽食の時代は、長い歴史からみればつい最近の短い年月にすぎない。食糧自給率が下がるこの国が再び飢饉に襲われることはないとは、いえない。

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