さぁ、出かけるよ〜〜!!

今回の旅行は、東京駅に8時半に集合!!楽々です。
新幹線での旅です。電車の中からビールが飲めるぅ〜。飛行機の旅はいいものですが、新幹線だともっとお気楽気分が味わえて、すっかりくつろげるんです。

今回の旅行先は佐渡。
ここは、会社の同僚が昨年行って、すっごく良かったと言うものだから、それなら行ってみるかという気になったんです。(単純^^;)

ツアー客はみんな中年から高年の女達のグループか夫婦連れです。ってことで、もぉ〜、私たちったら若手やん!(^^)v


新幹線は、すべて2階建てのMAX2000!おおっ、景色が良さそうだ。勢い良く2階へ行くと、席が見当たらない。。。それもそのはず、私たちは1階席でした。う〜ん、ツアーだ。
座ってびっくり。1階席の目線ってホームと同じ高さ。目の前に通行人の足元が見えてくるんです。
「ゴミが吹き飛ばされてきたら、窓にへばりつくよね。」「空きカンからジュースがこぼれてきたら汚いよね。」相変わらず、一風変わった発想でした。

新幹線は、その低い目線だったので、車窓は高いビルの屋上の広告塔くらいしか見えませんでした。それで早々に窓の外をあきらめ、おしゃべりが続きます。
晴れた東京を出発したのに、長いトンネルをくぐるとそこは。。。そうです、雪国だったんです。「うきゃぁ〜、スキーに来たんじゃないのになぁ〜。」寒そう。ぶるぶるぅ〜。持ってきた衣類で足りるかなぁ?一挙に心配です。
東京で降るようなぼたん雪があたり一面を白く染め上げています。新潟で雨に変わっていればいいんだけれど。もう関心事は雪の行方だけ!
それでも長岡あたりからはみぞれに変わってきました。おお〜しっ!いける!!

新潟へ降りると、東京の真冬の空気を感じました。ほほに突き刺すようなピリピリ感。身が締まる思いです。(体は締まらない^^;)みぞれ交じりの氷雨の中、タクシー乗り場に向かいました。私たちは3人組だったので、添乗員さんと相乗り。よって一番先頭で走って行きました。運転手さんの話によると、昨夜の5時から降り始めた初雪だそう。11月からは1日しか晴天がないそうです。なんてことだ!雪のお出迎え??
天気予報は、Yちゃんのiモードでは傘要らずの曇り空ですが、私のezwebでは降水確率50〜60%なの。いったいどっちを信じればいいの〜〜??

新潟の繁華街なのか、伊勢丹やファッションビルを抜けて新潟港へ。こちらは駐車場が広々していていいなぁ〜。
私たちは、波が高そうなので、あと2500円出してフェリーからジェットフォイルにしました。余った時間で能楽の里も見られるしね♪ うふふ、賢い主婦の集い!!

 これは手ごわい

そのジェットフォイルなら楽々かと思ったんですが、ところがどっこいですよ〜。海は白波立っちゃってうねり返しています。昼食をここで食べようかと思ったのですが、半分しか食べられませんでした。慌ててYちゃんからトラベルミンをもらいました。私はどーにか大丈夫だったんですが、Kちゃんが大変でしたぁ。
トラベルミンって、ラムネみたいでおいしい〜とずっとなめていたら、やがて苦い中身が出てきました。「うっ、苦っ!!」と慌てて飲み込みましたが、時既に遅し。苦味が広がり、そこは麻酔をかけたように感覚がなくなりました。そっかぁ、酔い止めって、吐きそうになっても胃がマヒして何も感じなくさせ、嘔吐の中枢神経さえも働かせなくするんだな、きっと。

佐渡は二つの島がくっついているような、逆Z型をしています。手前の山並が小佐渡、向こうの山並が大佐渡です。間に国仲平野があって、そこで米作りをしています。
海は、向かって左が青緑色。佐渡が見えてきたら、手前の“小佐渡”は晴れているじゃあ〜りませんか。それなのに、向かって右側の海はどんよりと灰色がかっていて、海の墓場さながら。あそこへ落ちたら2度と生きて帰れないような雰囲気です。遠くに見える“大佐度”の山々は雪景色。いや、霧がかっています。あれは今まさに雪が降っているんじゃないのかぁ?ジェットフォイルを境に、右と左とで見える景色がまるっきり違うの。現世と霊界の中間点にいるような神秘性と幽玄さを感じました。いったい私たちはどこにいるのだろう??
天気予報がまるで違っていたのが納得の、なんとも言えない気分でした。しかも、これから霊界方面に行くのよね〜。大丈夫なのか??^^;
(写真は、これからの船酔いも知らず、ジェットフォイルに乗れると無邪気に喜ぶ3人)