小佐渡の紅葉もいい!

ああ〜っ、今日で帰らなきゃならないのかぁ〜。佐渡気に入ったのになぁ〜。
残念ですが、家族が待っているゼイ!!
でも今回は、子供達のテストを重ならなくて良かったぁ〜〜!!


さて最終日の始まりは、赤泊村です。本当は昨日のコースなんですが、佐渡スカイラインが通れなかったために、今日のコースにし、小佐渡を横断してくれることになったのです。なんて粋な計らい!
いつもならこんな山道をバスが通ることはないそうです。真野から赤泊まで伸びるこの道は、角栄道路と呼ばれ、田中角栄が口をきいて建設されたそうです。石碑までありました。おおっ、すごい影響力だわ。それにしても車が通らないわぁ〜。
大佐度は1000mを超える山がそびえているんですが、小佐渡はせいぜい500mです。それでも時折見せる紅葉は素晴らしいです。遠くに真野の海が見えます。佐渡スカイラインを見られなかったのは残念だったけど、小佐渡横断ができたからまぁいっかぁ。佐渡スカイラインは次回でも見られるかも知れないけど、こちらはツアーじゃ絶対行けない場所なんだからね。

赤泊は漁村です。新潟から一番近い場所として賑わっていたそうです。
ここでは、カニの買い物ができました。
なんと300円からあります。安過ぎっ!!800円くらいになると身が多くておいしくなるそうです。KちゃんとYちゃんは自分で持って帰るからと発砲スチロールに入れてもらいました。ホントに持って帰るらしい。それじゃ釣りをやるオジさまとたいして変わらないよぉ〜!
私はバレー仲間とかあちこちにおみやげを買わなきゃならないので、やめてしまいました。でも買っとけば良かったなぁ〜。おいしかったらしいの。送料の1200円をケチるんじゃなかったわぁ〜!
(写真は、いろんな種類のズワイガニ)


 野性味たっぷりの沢崎灯台

次は佐渡の最西端にある沢崎灯台からです。
ここからは、神子岩と遠く大佐度の西端が見えます。波が岩に当たっては砕けていきます。目の下が崖になっています。
Kちゃんがコワいコワいと端にやって来れません。高所恐怖症なんです。人が立っているのを見るのもコワいそうです。おもしろがって、「ほらぁ〜、ここまで行けるんだよ〜〜ん♪」とますます端まで寄ってしまうワタシ。(^^)
そこにYちゃんが「一枚撮ってあげる」ううっ、さすがに崖を背にするのはコワい。でもやせ我慢して、見事乗り切りました。はぁ、やったわ!少し足がガクガクしたけれどね。^^;
見ると、たらい舟で漁をしているのが見えました。サザエやアワビを採っているそうです。この時期、たらい舟の漁を見るのは珍しいそうです。バスガイドさんでも初めて見たそうです。岩場が多いので、たらいじゃないと入り込めないんだそうです。
ホントに今でも漁に使っているんだぁ〜。

この辺の集落は、少しでも平地があると家が密集して建てられています。嫁入り道具にたらいを持っていくそうです。大変そうだけど、素朴でいいなぁ〜。
(写真は沢崎灯台から見た神子岩)


 旅のラストはたらい舟!

オーイェイッ!!
旅のラストはたらいだぜぃ!100年前から決まってるのさ!!イェイッ!!
ってことで、佐渡名物のたらい舟に乗ってみました。
これは、漁のたらい舟とは違って大きいです。観光用なのね〜。
どこでも空いている佐渡ですが、ここだけは並びました。
タライ舟は、1本のオールを操作して前に進むものです。コレが漕ぎ方がむずかしいんです。上手に前に進んだ人には「たらい舟免許証」をもらえるとあって、私たちは野望を燃やしていました。
(写真は、そんな野望に燃えている3人)

見ていると簡単そうなんだよね〜。リズミカルに右へ左へオールを回せばできそうじゃん!
挑戦している人たちは、回転してしまって、全然前に進みません。よぉ〜し、見事に漕いで、見ている人たちをびっくりさせよう。。私たち3人、誰もがそう思いました。
やっと私達の順番がまわってきました。コースの途中で漕いでみることにしました。
まずKちゃん。勢いよくやっていたんですが、何かがちょっと違う。
「ねぇ〜、Kちゃん、バックしているみたいだよ」じんわりと戻っています。Kちゃん、おかしいと必死になればなるほど下がります。Kちゃん撃沈。
次はmassh。「それ行けぇ〜。これでどうだ?進めぇ〜!」なんかねぇ〜、オールはボートのように固定していなくて不安定なんです。それでも「「うりゃぁ〜」とがんばったんですが、「masshは掛け声だけだね」massh撃沈。
最後はYちゃん。2人のを見て、一番学習効果があります。舳先に立った姿は堂に入っています。これはできるか?けれど、そこらのオジさま同様回転してしまいました。Yちゃん撃沈。
後退のKちゃん、掛け声のmassh、回転のYちゃん。3人仲良く失敗!!なんでだぁ〜〜??

もう、たらい舟を降りてからは、3人とも悔しくてたまりません。
「30分延長して、漕げるまでたらい舟から降りないようにしよう!」「漕げるようにならないと、佐渡から帰れないぞ!」「いっそのこと、Kちゃんちの近くにたらい舟を泊めて、毎週末そこへ行って練習しよう!」「そんで、サーフィンをやっている人たちのそばを通ってびっくりさせよう!」
アツくなる3人。負けるもんか!!(((((((((;^▽^)


 そして帰京

めちゃ楽しかったたらい舟が終わり、いよいよ小木港から帰る時が来ました。
このツアーは、全員旅慣れた人たちなのか、私たちが集合時間で集まると、いつもビリなんです。今回も20分前に集合。でも30分前から受け付けていますとあったので、最後のおみやげを買って向かうと、やっぱりビリでした。
「コイツらが来れば全員集合」と添乗員さんが思っていたためか、真っ先に3人の顔は覚えられていました。まっ、いっかぁ。^^;

この日は凪で、平日のフェリーは快適でした。2等船室なんですが、薄緑色のカーペット敷きの区画に5人しかいないの。新しいからきれい。
別に眠くもなかったんですが、やることなかったから横になっていたら、いつしか寝てしまいました。
寝たといえば、Kちゃんの見た夢!宿泊したホテルに会社の先輩がどこをどうやってか来ていて、緊急の仕事を持ってきたからやらされていたの。ううっ、やめてくれぇぇぇ〜〜!!ミョーに現実的で、めちゃくちゃ笑っちゃいました。

着いた先は直江津。今度は妙高を右に見ながらバスで長野へ行き、そこから長野新幹線「あさま」に乗って東京駅まで帰りました。帰りって、どうしてこんなに時間が早いんだろう。まもなく現実に戻ってしまう。
でも、今回もいい思い出ができたね。雨の予報を覆して、どんどん天気が回復していったのは、昨年の北海道とまったく同じパターン。これはやっぱり日頃の行いよね〜っ!!

どうもありがとね〜、Kちゃん、Yちゃん。また行こうね!!
来年はSちゃんもいっしょだよっ!!